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「僕たちのお姫様だった、ちくしょう」 スター・ウォーズ共演者らがキャリー・フィッシャーを追悼

「いとしい宇宙の双子」とマーク・ハミルは悲痛のコメント。

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 「スター・ウォーズ」シリーズでヒロインのレイア姫を演じたキャリー・フィッシャーが12月27日(現地時間)に亡くなったことを受け(関連記事)、共演者らがその死を惜しむ追悼コメントをネット上で投稿しています。


長いコメントを出したスター・ウォーズ公式サイト(画像はスター・ウォーズの公式サイトから)

 スター・ウォーズの公式サイトは女優としてだけではなくスクリプト・ドクター、脚本家としても才能を発揮したフィッシャーの活躍や、共演者らの追悼コメントなども含めた長い声明を出し「新しいスター・ウォーズシリーズを撮ると告げたとき、キャリーはレイア姫を再び演じることを熱望していました。ファンもまた、彼女が戻ってくる可能性を喜びました。それはただレイア姫に戻ってきてほしかったからだけでなく、みんなキャリーに戻ってきてほしかったのです。彼女なしにレイア姫はありえないし、そしてスター・ウォーズもまた彼女なしにはあり得ないのです」としています。

 ルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミルはフィッシャーの訃報を受け、「言葉がない」とSNS上で絶句したあと、しばらくしてコメントを投稿。「これほど重要なかけがえのない家族の一員を失うことは決して簡単ではなく、悲痛に沈んでいる。キャリーは、彼女が好むと好まざるに関わらず、僕たちにとって特別な存在だった。僕たちのお姫様だった、ちくしょう――」と、女優としても人間としても尊敬すべき人物だったことに言及し、自身にとっては公私ともになくてはならない存在で、彼女なしには寂しくなるだろうとしています。

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数年に渡る、いとしい宇宙の双子の笑い声、賢明さ、優しさ、めちゃくちゃなわがままっぷりにまでも感謝してる。ありがとうキャリー。愛してる マーク・ハミル

衝撃が伝わります……
しばらくして言葉を紡ぐ

 チューバッカ役のピーター・メイヒューは、「この喪失には言葉がない。キャリーは足を踏み入れるすべての部屋を照らす明るい光だった。すごくさびしくなるだろう」と若いころと最近のものと思われる2ショット写真を投稿。満面の笑みでメイヒューに抱き上げられているフィッシャーと、もの静かに彼に寄り添うフィッシャー、どちらも彼らが親しみ深く心を通わせていたことを伺わせます。

長いシリーズだけに一緒に年を重ねてきたのですね

 フィン役を演じたジョン・ボイエガは、頬にフィッシャーのキスを受け楽しそうに笑っている写真を投稿。「とてもつらいけど、彼女と知り合えたことにとても感謝してるよ。彼女との思い出、会話、そして変わらず支えてくれたこと、大切に心に仕舞っておく。ゆっくり休んでください」とコメントを寄せています。

すてきな写真です

 「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」で監督を務めたJ・J・エイブラムスは、制作会社のアカウントを通じて手書きのコメントを投稿。「キャリー・フィッシャーのパワーを知るために彼女に会う必要はありません。彼女はただあなたが想像しうるように、才能にあふれ美しく、タフで素晴らしくて鋭くて、楽しい人だったのです。彼女を失うなど、何と不当なことでしょう。彼女の恩恵を受けることができて幸運でした。JJ」と書かれています。

魅力にあふれた人だったのですね

 また、ハン・ソロ役のハリソン・フォードは米People誌に対し、「キャリーは特別に……才能にあふれ、唯一無二の人だった」とコメント。「楽しくて感情豊かで大胆だった。彼女は彼女の人生を生きた……勇敢に。私の思いは彼女の娘ビリーや母親のデビー、弟のトッド、彼女のたくさんの友人たちとともにあります。私たちみんなさびしくなるでしょう」と声明を出しています。

 同シリーズの8作目は既に撮影を終えており、同作でレイア姫を演じるフィッシャーの最後の姿を見ることができます。

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ファンはレイア姫とフィッシャーのカムバックを喜びました

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スター・ウォーズ | 追悼 | 女優 | 訃報

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