300機のドローンで夜空に星条旗　レディー・ガガ、スーパーボウルで魅せた圧巻のハーフタイムショー

　アメリカで最も人気のあるスポーツ、NFLの優勝決定戦である第51回スーパーボウルで、レディー・ガガが圧巻のハーフタイムショーを披露。観客を熱狂させたその映像がYouTubeなどで公開されています。

　NRGスタジアムの上空に銀河のようなシルバーの衣装を身につけて現れたガガ。背後にはドローンで作られた星空が輝き、途中で赤や青に光り、星条旗を形作るという感動的な演出になっています。ガガはその場でアメリカの愛国歌「God Bless America」や、「This Land is Your Land」を熱唱すると、一気に頭から飛び降りるというパフォーマンスで観客をぐっと引きつけました。なお、米国のメディアによるとここまでは事前撮影だったようで、使われていたドローンは約300機とのこと。

　ヒット曲「ポーカー・フェイス」「ボーン・ディス・ウェイ」などをメドレーで歌い、あっという間に過ぎていく約13分間。ノーギャラでありながら、アーティストにとって1つのステータスともいえるスーパーボウルでのステージで、みごとに一流パフォーマーとしての存在感を見せつけてくれました。

　最後は全員でステージ上の階段を上っていき、どこへいくの……？　と観客が見守る中、ジャンプし飛んできたボールをキャッチして落下。何だこれかっこいい……！

　先日双子の妊娠を発表したばかりのビヨンセ（関連記事）が飛び入り参加するのでは、など、ライブに関してさまざまなうわさもありましたが、ステージの前にガガはInstagramで「13分間のソロ」であることを明かし、その全ての瞬間を愛にささげること、全ての人のためのステージであることを告げていました。その宣告通りまさに一瞬も目の離せないライブとなったようです。

　また、ステージの衣装はアメリカンフットボールを思わせる肩の張ったデザインが特徴的でしたが、ライブ前には「ウォーミングアップ」としてピンク色のヘルメットとユニフォームでキーボードを弾（ひ）くかわいらしい姿の画像や、リハーサル風景なども投稿していました。