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「濠を浚渫しています」 難しすぎる工事看板に「さっぱり分からん」「読めるよ」と反応が真っ二つ
釣り好き、土木関係者、ダムのある地域に住んでいる人あたりは読めるかも。
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「濠を浚渫しています」と難しい漢字で書かれた工事看板が「くっ、読めねえ」「漢検何級レベルだこれ」と話題になっています。釣り好き、土木関係者あたりは読める可能性があるとかないとか。
「濠を浚渫」は「“ほり”を“しゅんせつ”」と読みます。「濠」に関しては、「堀」という字に代えるとピンと来る方が多いのでは? 看板下部には弘前城跡に関連した工事である旨が書かれており、どうやら城のお堀に対して浚渫という作業を行っているもよう。でも、いったいそれって何をすることなんです?
浚渫とは水の底にたまった土砂を取り去ることで、今回の工事看板を分かりやすく言うと「弘前城跡にある水を張ったお堀に土砂がたまっており、それを除去します」といった感じになります。ちなみに、浚渫工事は航路整備などの目的から海や川といった場所で行なわれることもあるんだとか。
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Twitter上では「濠を浚渫」というフレーズに対し「読めない」という声が続出している一方で、「湾岸関係の土木工事で聞く」「釣り人はわりと読めそう」「ダム関係の話で出てくる」という人も。日常的に使われるわけではないものの、水に関係した仕事や趣味を持っていたり、ダムや城、海のある場所に住んでいたりすると、自然と目にする表現のようです。
読めない人はさっぱり読めないようですが……
仕事で使う人
趣味で目にする機会が多い人
読めるかどうかは、住んでいる地域にも影響されるもよう
当然、弘前城跡以外のお堀でも浚渫工事は行なわれていますが、「環境整備工事」と分かりやすい表現に置き換えられているケースも見られます。工事内容を理解してもらうという看板設置の目的を考えると、こちらの表現のほうが良かったのかも?
(マッハ・キショ松)
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