泳げない金魚に手作りの“車いす” 泳げるようになった姿に反響
浮袋の障害で泳げない金魚が車いすのおかげで泳げるように。大手メディアが取りあげるなど海外で話題になっています。
浮袋の障害で泳げなくなっていた金魚が、オリジナルの車いすをつけて泳げるようになりました。その姿はSNSで話題になり、海外のメディアでも大きく報道されています。
今や有名になった金魚の飼い主は、テキサス州に住む19歳のテイラー(@taylorndean)さん。彼女の金魚は浮袋の障害によりバランスがとれなくなり、水槽の底にななめに漂う状態になっていました。
地元のアクアリウムショップに金魚を持ち込んだところ、友人のスタッフがオリジナルの車いすを作ってくれたとのこと。発泡スチロールを利用したブイをつけて浮力をサポートすると、金魚はスイスイ泳げるようになりました。
テイラーさんによると浮袋の障害は慢性的なもので、治る可能性はないそうです。それでも車いすをつけていれば、泳ぐだけでなく普通にえさを食べ、フンをすることができます。また徐々に泳ぐための筋肉も発達しているとのこと。金魚の表面を覆う粘液が傷つくリスクはあるものの、体を支えるパーツをチューブからネットに変えたことにより、いまのところ影響はなく、今現在も金魚は車いすをつけて元気に泳いでいるそうです。
テイラーさんが車いすの金魚をTwitterに投稿ところ、2万8000リツイート、7万9000いいね!を集めて一躍有名に。その後アメリカのFOXテレビをはじめ、世界中のメディアがこの話題を取り上げました。
テイラーさんはYouTubeに動画をアップしており、その中では、同じ障害のある金魚のための車椅子の作り方や、車いすを金魚に装着する様子も紹介されています。
YouTubeを見た人からは「車いすを付けた金魚はまるでアニメの主人公みたい」「ありがとうテイラー、アクアリウム初心者にとって役に立つビデオだわ」「こんなにかわいい金魚を見たのは初めて!」といったコメントが寄せられています。
人も金魚も、障害があってもサポートにより普通に生活できます。車いすを付けて泳ぐ金魚の姿は、世界中に感動を与えています。
関連記事
生まれつき毛のないハムスター、手編みのセーターをプレゼントされてあったかそう
心も温かくなる。虐待で繰り返し壁に叩きつけられた母猫、半身不随になりながらも前足だけで子猫の元へ生還
足腰にまひが残ってしまいましたが、子猫たちとは再会できました。奈良県に金魚の入った電話ボックスがある! 誕生秘話を聞いてみた
ちゃんと生きている金魚です。セラピー犬たちと触れ合える「人と犬との憩いの場所」はモフモフ天国! 最高に癒されてきた
人を癒すお仕事をする「セラピー犬」。そんなセラピー犬と触れ合える「人と犬との憩いの場所」を訪ねました。とっても癒やされます!“助けが必要な犬たち”にスポットライトを ハッシュタグ「NationalDogDay」にかわいいわんちゃんの写真が続々
幸せで安全な毎日を送れますように!
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.