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生きてるみんなカラフルだ! 多様な性の祭典「東京レインボープライド2017」でパレードを歩いてみた

知らない人でもハイタッチしちゃお! 合言葉は「ハッピープライド!」

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 5月7日に多様な「性」と「生」をお祝いするイベント「東京レインボープライド2017」が代々木公園で開かれました。

 2日間で10万人以上が来場し、最終日のパレードにはおよそ5000人が渋谷・原宿の街を練り歩きました。熱気と優しさに包まれた雰囲気を写真とともにお伝えします!

代々木公園の特設ゲート

 パレードに参加するには、好きなテーマや音楽からフロートと呼ばれる山車を先頭にしたグループを決めて登録します。人気のフロートは受付開始直後には定員が埋まっているという盛況ぶり! 筆者はJPOPが中心の「まい・まい・まーち」というフロートにしてみました。

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オフィシャルガイド。どのフロートにしようかな~

 パレードが始まる前にも代々木公園ではさまざまなブースが出店されています。

パートナーシップ証明書を発行している渋谷区のブース
ウエディング写真を取ってもらえる企画も
小さいサイズのメンズシューズや大きいサイズのレディースシューズの試着や注文ができるコーナー
会場に華を添えるドラァグ・クイーンやGOGOボーイたち
お腹が空いたら飲食ブースも豊富にあります

 パレードが始まる前には好きな言葉を書いたプラカードを用意している人たちも。

「誰を好きでもええやん!!」「いいの!自分らしくで」「性を楽しもう」「I am ALLY(私は理解者、支援者です)」などなどすてきなプラカードがたくさんできました。

 正午になっていよいよ整列が始まります。パレード開始まであとすこし!

整列場所の並木道に参加者が集結!今か今かと歩き出す時を待っています。

 出発前にみんなの伝えたいメッセージを聞いてみました。

「男でも女でもなく人間として見てほしい」
「LGBTであることの暴露(アウティング)は人権侵害です」
恋愛対象や性的対象がない「アセクシャル」を表す旗。
「LEGALIZE GAY MARRIAGE」(同性婚の法制化を)
掲げられたレインボーフラグ。6色の虹は性の多様性を表すシンボルとして使われています。

 それぞれの思いをのせて、パレードがはじまります。

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歩き出した! 旗やプラカードを掲げて歓声をあげる参加者たち
多様な性をお祝いするパレードの始まりです
沿道の人たちともハイタッチ! 合言葉は「ハッピープライド!」
沿道にある企業の社員たちからも暖かい声援
プライドパレード用にお店をデコレーションしているところも
こんなにたくさんハイタッチするの、1年でこの日だけかも!
歩道橋の上からもたくさんの人が「ハッピープライド!」と声をかけています
代々木公園に帰ってきました

 音楽にノリノリで踊ったり、歓声をあげてハイタッチしながら、約3キロの道を行進。代々木公園に戻ってきました。ここでも「おかえり~」とあたたかなお出迎えが。今度は後続のフロートが戻ってくるのをお迎えします。

 ここからはたくさんの写真で最後まで歓声が止まないパレードの盛り上がりをそのままお届け!

『渋谷の走る結婚式』がテーマのフロート
小さなベールがすてきです
保険会社の従業員から成るフロート
レインボーアフロかわいい!
「MAKE LOVE NOT WALLS」(壁ではなく愛を育もう)
レインボーグッズたくさん
いろいろな家族と参加している人も
マントにもなるレインボーフラグ
GOGOボーイのお兄さん! むきむき!
「おかえり」ハイタッチ
清掃しながら歩いている団体も。頭が下がります

 パレードのハッピーなエネルギーはそのまま代々木公園に凝縮されて、ステージが終わる18時をすぎても大いに盛り上がっていました。

中島美嘉さんライブ開始前の野外ステージ前

 沿道からハイタッチした人も、声をかけてくれた人も、みんな初対面なのになぜだか温かく、不思議な高揚感と安心感のあるパレードでした。

 すでに2018年の開催も予定されている東京レインボープライド。また来年! ハッピープライド!

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