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75年前に行方不明となった夫婦、溶けた氷河から遺体で発見 スイスで
年代物の瓶や懐中時計などとともに発見されました。
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7月14日(現地時間)の早朝、スイスのツァンフルロン氷河で男女の遺体が発見されました。身元は75年前に行方不明となった夫婦だと、地元ヴァレー州警察が公表しています。
現場は標高2615メートル。遺体は長期間氷漬けとなっていましたが、氷河が溶けて後退したあとから発見されました。ともに見つかった古びた瓶や書籍などが、犠牲者が何十年も前の人物であることを示唆しています。
その後のDNA検査により、遺体は1942年8月15日に行方不明となったデュムラン夫妻と判明。州立警察が1925年以来作成していた、高山や水路での行方不明者リストが特定につながったようです。
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(沓澤真二)
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