ITmedia ガジェット 過去記事一覧
検索
ニュース

約1700年前の女性のミイラ、3Dスキャンで顔を復元

「Lady of Cao」と呼ばれる女性のミイラ。その顔は?

PC用表示 関連情報
advertisement

 ペルーにあるエル・ブルホ遺跡で発見された、約1700年前の女性のミイラをスキャンし、顔を復元する試みが行われました。


復元した顔

 ミイラは2005年に発見されたもので「Lady of Cao」と呼ばれ、インカに先行するモチェ文化で、政治的・宗教的権威を持った女性だったそうです。


ミイラ(レプリカ)

 顔の復元は考古学者と技術者により10カ月かけて行われました。ミイラをレーザースキャナーで3Dスキャンし、そのデータと遺跡近辺に住む女性の写真データを元に顔を復元しました。ほお骨が高く、口が大きな女性の顔となっています。

 ペルー文化庁では復元したLady of Caoとミイラのレプリカを7月16日まで構内で無料公開する予定です。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る