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夏休みの宿題の難関「読書感想文」の攻略漫画が話題に インタビュー形式で子どもと話し要点を引き出す
文末を丁寧語で言い換えて文字数を稼ぐ小技も大事。
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夏休みの宿題に出る読書感想文は何を書くべきか迷いがちで、面倒をみる親にとっても悩みの種。この課題を親子で協力して進めていく手法を描いた漫画が、Twitterで話題となっています。
投稿者は漫画家の佐野妙さん(@sttae)。息子さんと一緒に実践した、インタビュー形式で子どもに話を聞き、感想文に書くべき要点を引き出す手法を紹介しています。用意する物はマイクっぽく使える缶などと筆記用具のみ。
聞き出すのは「本を読んだきっかけ」「印象に残った文章」「(自分と)登場人物の共通点」「本を読んでいない人へ伝えたいこと」など10項目。感想文が最終的に起承転結の形になるような順序で聞いていきます。さすが4コマ作家。
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回答に対しては「どうしてそう思ったのか」などとツッコんで話を掘り下げ、会話の内容を整理し、あとは子どもがメモをもとに感想文へまとめるのみ。1つの質問につき、だいたい3行くらいの文が書けるそうです。「知らなかった」を「知りませんでした」と言い換えて、文字数を稼ぐアドバイスも。そういった小技を積み重ねると、原稿用紙は案外すぐに埋まるものですしね。
あくまでも低学年向けの一例として紹介された手法ですが、「感想を引き出しやすい良いアイデア」「小学生時代の私に教えてあげたい」「これで我が家の課題も終わりそう」といった好意的な反応が多数。なお、仕上がった感想文を佐野さんが夫に見せたところ、「(感想文なのに)オチがある」と言われてしまったそうです。それもまた4コマ作家らしい。
(沓澤真二)
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