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イグ・ノーベル賞、日本人が11年連続で受賞 「交尾の仕方があべこべで、メスにペニスがある洞窟の昆虫」で生物学賞
2014年に論文が発表された「トリカヘチャタテ」の研究。
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ユーモラスで考えさせられる研究に贈られる「イグ・ノーベル賞」の2017年の受賞者が発表され、日本人らによる「メスにペニスがあり、オスにはヴァギナがある洞窟の昆虫」に関する研究が生物学賞に輝きました。ちなみに、日本人の受賞はこれで11年連続。やったー!
生物学賞の発表は1時間5分あたりから
受賞したのは、吉澤和徳氏(北海道大学)、上村佳孝氏(慶應義塾大学)らが2014年に発表した、ブラジルの洞窟に生息する昆虫「トリカヘチャタテ」の研究。人間をはじめとした体内受精を行う生物は、ほぼ例外なくオスがペニスを持っているのですが、「トリカヘチャタテ」はあべこべになっており、メス側にペニスのような器官が存在。それをオスに挿入し、精子と栄養分を受け取ることで交尾を行います(関連記事)。
現在も洞窟での調査を行っている研究チームらは、9月14日(現地時間)で行われたイグノーベル賞の受賞式に、ヘッドライトを装着したままの姿で映像出演。「トリカヘチャタテ」の研究成果などについて語り、「世界中のあらゆる辞書では、ペニスは男性のものとして説明されている。われわれの発見によって、数十億の辞書が時代遅れになった」と自信を見せていました。
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(マッハ・キショ松)
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