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「バナナの皮はなぜ滑るか」で日本の研究者がイグ・ノーベル賞受賞

ほかにもシロクマに変装した人間に対するトナカイの反応についての研究に北極科学賞が。

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 ユーモラスな研究に贈られる「イグ・ノーベル賞」2014年版が9月18日(米国時間)に発表された。日本の研究者が物理学賞を受賞した。

 物理学賞を受賞したのは北里大学の馬渕清資教授らの「バナナの皮を踏むとなぜ滑りやすいのか」の研究。床に落ちたバナナの皮を踏んだときの、バナナの皮と靴の間、バナナの皮と床の間の摩擦係数を測定した。バナナの皮の内側のゲル状の物質が、踏まれてつぶれるとゾル状になって滑りやすくなるという。


授賞式に出席した馬渕教授

 ほかにも、夜型人間は朝型人間より自画自賛的で人を操るのがうまいという研究に心理学賞、猫に寄生する生物が人間の脳に与える影響についての研究に公衆衛生学賞、シロクマに変装した人間に対するトナカイの反応についての研究に北極科学賞が贈られた。

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