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ユーモラスな研究に贈られる「イグ・ノーベル賞」2015年版が9月17日(米国時間)に発表され、日本の研究者が医学賞を受賞した。これで9年連続で日本人が受賞したことになる。
受賞したのは、キスをするとアトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎の患者のアレルギー反応が緩和されることを研究していた大阪府寝屋川市の開業医・木俣肇さん。スロバキアの研究者らと共同受賞した。
それぞれの患者と健常者が恋人やパートナーとキスをして、その前後のアレルギー反応を調べるという内容。2004年に論文が専門誌で発表されている。なお、受賞者にはトロフィーと10兆ジンバブエ・ドルが贈られた。
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