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“山になれる”哲学的ゲーム「Mountain」が日本語化 言語の壁を超えても山の気持ちは分からなかった
結局のところ山の気持ちを理解しようとするのが間違いで、ただ感じるしかないのでしょう。
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「プレイヤーが山になれる」不思議な設定で話題を呼んだゲーム、「Mountain」のPC版(Steamで98円)が日本語に対応しました(関連記事)。これで山の気持ちが分かりやすくなったぞーっ!(分かるとは言ってない)
未来とは? 美しさとは? といった問いに絵を描いて答えるとゲームが始まり、プレイヤーは山になります。正直自分でも何を書いているのかよく分かりませんが、そういうものだと受け止めるしかなさそうです。
一応ゲームに分類されてはいますが、プレイヤーのできることは視点や設定の変更のみ。宇宙空間に浮かぶ山となった自分自身を、ひたすらながめるだけの内容です。環境映像としてはアリかもしれません。
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時間の経過に伴って風景はうつろい、昼夜の節目などにときどき「この新しい日について悪くは言えないんだ」「このような深い黒い夜に心の中で達成感を感じてる」といったメッセージが表示されます。おそらく山であるプレイヤーの心情を代弁してくれているのでしょうが、正直自分にも分かりません。
日本語化によりメッセージは読みやすくなりましたが、その内容まで理解できるわけではありませんでした。そもそも「Mountain」はメディアアーティストのDavid O'Reilly氏が手がけた、アートの一部ともいえる作品。無理に理解しようとせず、ただ感じるべきなのでしょう。
ちなみに「Mountain」にはiOS版もあり、こちらも同時期に日本語対応しています。
(沓澤真二)
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