紛失した父の日のプレゼントがTwitterの力で持ち主のもとへ 女性タレントが「似顔絵入りお守りを拾った」とツイート
5年間持ち歩いていた思い出のお守り。
「さいたま観光大使」を務める女優、タレントの村田綾さんが先日、ある父親の似顔絵があしらわれたお守りを拾ったとTwitter上で報告。そのツイートが拡散して持ち主のもとに届き、落とし物の回収に成功するという出来事がありました。広いインターネットの世界でも、こういうことって起こるんだなあ。
村田さんは10月4日ごろ、片面に「おとうさんだいすき」というメッセージ、もう片面に男性の似顔絵が入ったお守りを電車内で拾い、駅員に渡したことをツイート。お守りの布地が黒く汚れていたことから、村田さんはどこかの父親がとても大切にしていたものだろうと推測し、「(鉄道会社が落とし物を預かっていることに)お父さん……気付きますように」とコメントしていました。
「(持ち主が)見つかるといいね」などと多くのTwitterユーザーが反応し、この投稿は数万回もリツイート。数日後、お守りの写真とともに「綾さんが拾ってくださったお守りが、わが家に帰ってきました」と報告する人が現れ、無事に持ち主の元に戻ったことが分かりました。
この人物に話を伺ったところ、自身は持ち主本人ではなく、その妻。お守りは、子どもの絵をもとにししゅうを入れてくれるサービスを使って、当時3歳の息子が描いた父親の似顔絵をあしらったものだそうです。
これを父の日に受け取ってから5年間、父親は通勤カバンに入れて常に持ち歩いていたとのこと。大事にしていた家族との思い出の品だっただけに、お守りを落としてしまったことに気付いたときは、ショックを受けていたといいます。しかし、奥さんは10月6日、Twitter上に拡散していた村田さんの投稿を偶然目にして、お守りの所在を知ることに。夫婦ともに忙しい日々を送っているものの、後日、仕事などの合間を縫って引き取ることができたそうです。
村田さんがツイートしなければ、再び手にすることができなかったかもしれない父の日のプレゼント。奥さんは「お守りを拾い、ネット上で情報発信してくれた村田さん、そして、そのツイートを拡散してくれたTwitterユーザーの皆さんに感謝の気持ちでいっぱい」とコメントしていました。
(マッハ・キショ松)
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