日本一の大鍋で芋煮会を。山形市が製作費2700万円をクラウドファンディングにて募集中
山形の秋を満喫するにはやっぱり芋煮会。
山形市は日本一の芋煮会フェスティバルで使用する大鍋「三代目鍋太郎」の製作費を10月30日よりクラウドファンディングサービス「Readyfor ふるさと納税」で募っています。
河原で鍋を囲んで食べる芋煮は、山形では秋の風物詩。この芋煮会の最大イベントである「日本一の芋煮会フェスティバル」は1989年から行われ、近年は直径6メートルの大鍋で、一度に約3万食の芋煮を炊き、参加者に振舞われています。この芋煮会を支えていたのが25年以上の間使われた「二代目鍋太郎」。この大鍋が経年劣化で2017年で引退し、2018年の30周年記念を機にもっと大きくもっと丈夫な鍋を作ろうと、この『皆でおっきな鍋つぐっぺ!未来に繋ぐ「三代目鍋太郎」製作大作戦』が発動されました。制作費用は2700万円。12月26日23時までに集まった寄附金を製作費に充てます。
ちなみに、現在の日本最大の大鍋は、高山市の「飛騨にゅうかわ宿儺(すくな)まつり」で使用されるもので直径6.1メートル。2011年にお披露目された高山市の大鍋に記録を抜かれていました。「三代目鍋太郎」では高山市の大鍋を抜く直径6.5メートルを想定しており、日本一奪回を目指すとしています。
寄附は3000円から。賛同者にはプランごとにさまざまなプレゼントが用意され、全員に山形の芋煮文化の伝道者として認定される「芋煮鍋奉行認定証」が贈られます。また、1万円寄附先着100人には「『待たずに食べられる』第30回3m鍋“別味”芋煮優先権」が付与。3万円寄附ではさらに「ここでしか体験できない!?『三代目鍋太郎』の中で記念撮影」、5万円では加えて「『三代目鍋太郎』をぐるっと囲む『なが~いテープ』カットセレモニー」に参加できる権利などが与えられます。
「皆でおっきな鍋つぐっぺ!未来に繋ぐ『三代目鍋太郎』製作大作戦」に興味ある方は「Readyfor」内の募集ページをご覧ください。2018年は日本一の大鍋で芋煮を食べたいですね。
関連キーワード
鍋 | クラウドファンディング | ふるさと納税
関連記事
ポテチに「芋煮味」「あごだし味」など カルビー、47都道府県のポテトチップス開発企画の第1弾発売
全部食べてみたい……!「なまはげ」に「リゾートしらかみ」に「牛たん定食」まで さまざまな東北の名物をフィギュア化したカプセルトイ第2弾が登場
みちのく名物がまた海洋堂によってフィギュア化されました。鉛筆で描いたボルトとナットが写真と見間違うリアルさ 浮いた水滴や反射まで忠実に表現
240時間かけてもなお未完成。最終稿を見てみたい。大阪王将が「デラックスチーズ羽根つき餃子」のクラウドファンディング中 5000円コースで餃子開発会議に参加可能
1万円コースでは、研修に使う「餃子巻きトレーニング模型」がもらえます。3万円からできる家系図作成&家系調査サービスがクラウドファンディング中 自分のルーツや名字の由来がわかる
江戸時代末期くらいまでさかのぼれることも。聖剣エクスカリバーのレプリカ、アーサー王伝説ゆかりの地から引き抜かれ持ち去られる
「犯人はアーサー王か?」といった冗談を交えつつも、盗難を残念がる声が多数寄せられています。ピンホールメガネと合体した「見えにくいものがよく見える定規」 1000円からクラウドファンディング中
筆箱に入れられる“メガネ”。折り鶴を3D化したグルージャ盛岡のマスコット「キヅール」ついにお披露目! 折り鶴に足が生えた衝撃デザインにスタジアムがどよめく
11人抜きの衝撃ゴールも見せつけた!ふんどし姿でゴミ拾いやファッションショー! 謎の集団「株式会社ふんどし部」の活動に密着
株式会社ふんどし部のゴミ拾い活動に参加させてもらいました。貧困世帯の高校受験生に「塾代」を支援するプロジェクト登場 まずは渋谷区から
全国的な“塾代格差”からの“機会格差”を埋める足掛かりになるかも。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.