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「コピック、世界的な需要増大で販売中止」ってホント? 担当者「古い情報なので今は問題ない」
2016年に、画材業界で深刻な品不足が発生していました。
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漫画家、イラストレーターなどのあいだで愛用されているマーカー「コピック」の一部製品が「世界的な需要増大の影響で、販売中止になるらしい」という情報がTwitter上に流れています。
販売元であるTooに取材したところ、これは古い情報で、すでに問題なく購入できる状態に戻っているとのこと。
「コピック」は1987年に誕生し、今年30周年を迎えたマーカーシリーズ。色数の多さが特徴で、「このキャラクターのこの服は、何番の色を使う」と細かく指定して利用しているユーザーもいるそうです。
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しかし、2016年、画材需要の高まりによって、Tooは同製品の色の種類を減らし、一部セット商品を販売中止せざるを得ない事態に陥りました。原因となったのは、世界的な塗り絵ブーム。画材業界では、利用者に対して新規購入を控えるよう求めるメーカーが現れるほどの深刻な品不足が起きていたといいます。
取材に応じた担当者は、「コピック」の生産が間に合わなくなってしまった理由について「色を管理するために厳しいチェック体制を敷いているため、急激な増産対応が難しかった」と説明。ですが、現在は品薄状態が解消しており、一時的に販売中止していた製品も購入できるようになっているそうです。
「必要とする人が増えているなら増産したい。でも、品質は下げられない」というメーカーならではの葛藤があったようです
なお、この品不足に関する情報が、今になってTwitter上で流れたのは「一部の画材店で、当時のポップが残ったままになっているからだろう」と担当者。この点については、撤去依頼を行う形で対応を図るとしていました。
(マッハ・キショ松)
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