SNS上で注目を集めた投稿について、その背景をあらためて取材する「バズ投稿のウラ話」。今回は、2024年9月にX(Twitter)で話題になった、飛行機内で遭遇したラッキーな出来事(関連記事)について、投稿者の佐藤直孝(@music_and_trip)さんにお話を聞きました。
食器に盛られた機内食
佐藤さんはウィーン国立音大在学中のバイオリン・ピアノ奏者。音楽の活動などを通じ、航空機を頻繁に利用しています。ある日エコノミークラスの最後尾に座っていたところ、ある事情で予想外の機内食が提供されたといいます。
通常、機内食は前方座席から提供されていきますが、佐藤さんが座っていたエコノミークラスの最後列まで順番が回ってくるころには食事が足りなくなってしまっていたようで、代わりにビジネスクラスの食事が提供されたようです。そのとき提供された機内食は、ボリュームたっぷりの肉料理に、副菜、スープ、パン、ごはんが添えられていました。
メインの肉料理とごはんには、しっかりとした食器が使われており、ビジネスクラスらしさを感じられます。プラスチックや紙製の食器が使われることが多いエコノミークラスとは大きく異なり、佐藤さんも「まさかの白米がお茶碗」と驚きを伝えています。食器に盛られているだけでおいしそう……!
エコノミーの食事が足りずパンだけ渡された人も
思いもよらぬラッキーな出来事に対し、リプライ欄などでは「機内食だけのアップグレードって初めて聞きました」「食欲をそそられる盛り方をする機内食は初めて見ました」「食事のグレードも上がりますが、お皿になるだけで一気に高級感が上がります」「これから最後尾に座ることにします!」とうらやましがる人が続出しています。
一方、同じく“食事が足りない”事態に遭遇しながらも悲しい展開になったことを振り返る人も見られ、「ミールがないから『パン』だけってのがありました」「えっ、私は機内食無くなったとか説明されて朝ご飯でついてくるようなパンを大量に渡されただけだったことあります」といった声も寄せられました。
翌朝の機内食は……
1回目の機内食でラッキーに遭遇した佐藤さん。翌朝の機内食は通常通り、エコノミークラス用のおかゆが提供されたようです。
ねとらぼ編集部では、投稿者の佐藤さんに、あらためて当時の状況や心境について話を聞きました。
画像提供:佐藤直孝/Naotaka Sato(@music_and_trip)さん
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