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「新感染」監督、次回作はNetflix作品「Psychokinesis」 超能力に目覚めた父が娘を救う
公開が楽しみ。
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Netflixはヨン・サンホ監督のオリジナル映画「Psychokinesis(原題)」の製作を発表しました。配信は2018年を予定。
同監督は2016年に公開されたゾンビ映画「新感染 ファイナル・エクスプレス」が観客動員数1160万人を突破するなど、韓国で社会現象に。ホラー小説の巨匠スティーブン・キング氏も絶賛するなど、一躍トップクリエイターとして世界中から注目を集めていました。
新作はサイコキネシスというタイトルの通り、ある日超能力に目覚めた父親が、トラブルに巻き込まれた娘を救うため立ち上がるという筋書きになるとのこと。「新感染」ではゾンビと列車内の閉鎖空間という特殊な状況下での父娘愛が描かれましたが、次回作でも捻りの効いた設定と普遍的なメッセージが混在する独自の世界観が堪能できそうです。
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リリースによると、Netflixの会員数は現在1億900万人。Netflixは10月、2018年度にコンテンツに費やす予算が70~80億ドル(約7900億円~9000億円)になり、オリジナル映画80本の製作を予定しているとも発表していました(関連記事)。近年では各国のクリエイターとコラボした作品が目立っており、韓国映画界からはポン・ジュノ監督の「オクジャ/okja」がネット配信された映画として初めてカンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品されたことも話題を呼びました。
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韓国アニメ界で活躍するヨン・サンホ監督による初の実写映画。韓国版シン・ゴジラとも言えるクオリティになっていた。Netflix2018年度にオリジナルアニメ30作、映画80作を予定 予算は約9000億円
ちょっとぴんとこない額ですが。「一般アニメの製作費の数十倍」はホント? Netflixはアニメ制作会社にとっての“黒船”になるのか 担当者に聞いた
アニメ作品においての新たなプラットフォームになるかもしれません。
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