「可愛すぎて今日も名前聞けなかったぁあ!」 引っ込み思案なパティシエ×女性客の純愛マンガが非常に尊い
ステキなパティシエに憧れてスイーツ店に通い詰める“お嬢さん”。実はそのパティシエさんの胸中は……。
超奥手なパティシエと女性客のじれったい恋愛模様を描いたマンガ「パティシエさんとお嬢さん」が、Twitterで「ほっこりしすぎる」「ニヤニヤが止まらん」と多くのユーザーに癒やしを与えています。
同作はTwitterユーザーの銀泥(ぎんどろ)さん(@platalodo)が定期的に投稿している1話2~4ページのショートショート。9月3日に「勢いだけで描いた」と1話目を公開したところ約15万回リツイートされるなど話題に。最新話のたびに数万リツイートされる人気を集めながら、現在は10話目まで更新中です。
ヒロインのおっとりした女性“お嬢さん”は、週に1度あるスイーツ店でケーキを買うのが自分へのごほうび。お店にいつも紳士に接客してくれるステキな“パティシエさん”がいるからです。今日こそは気の利いた会話をしたいのに、爽やかな笑顔や応対に緊張し過ぎて無難なことしか言えず。もどかしさを抱えて店を出るのですが、なんだかんだで彼に会えたことに「また一週間がんばれます!」と満足するのでした。憧れの人との会話ってそういうものですよね……!
で、お嬢さんを送り届けてドアを閉じた後のお店の様子はと言うと。
パティシェさんがひざまずき、「恥ずかしそうにしていっぱい買っていくのすっげぇ可愛いっ」「今日も名前聞けなかった」と、お嬢さんへの思いを爆発させます。そう、パティシエさん、実はお嬢さんが大好き。彼女の来店を心待ちにどう仲良くなれるか一週間いろいろ考えるのですが、いざお嬢さんを前にすると可愛すぎてつい“爽やか接客モード”に徹してしまうのです。ギャップ萌えが甚だしい。
こうしてお話では毎回、爽やかなパティシエさんと交流して満足するお嬢さん、彼女が帰った後にどこが可愛かったかを病的に語りだすパティシエさん、という引っ込み思案同士のラブコメが展開。お嬢さんは必死に振り絞った一言に「いつもと同じことしか言えなかった」と後悔する一方、パティシエさんは彼女の上目遣いに不意打ちを喰らい悶絶していたり、と、2人の純愛ぶりに仏顔を禁じえません。2人の前進しない相思相愛ぶりをおもしろく見守っている、パティシエ仲間のツッコミも毎回キレッキレです。
すでに一迅社から書籍化も決定しているなど、ますますの人気が予想される「パティシエさんとお嬢さん」。最新話ではクリスマスを前に2人の仲が急接近するかしないかの局面を迎えており、「いいねボタンの連打機能がほしい」「パティシエさんがんばれぇ!」「続きどうなるんだ」と大勢をやきもきさせているもようです。
(黒木貴啓)
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