大内(MANAMI OUCHI/@MANAMIOUCHI)さんが投稿したショート漫画「いいこいいこポンポンおじさん」 が、Twitterで「涙がとまらない」「癒された」などさまざまな反響を呼んでいます。
静かなやさしい色の空間の中に、心に何かを抱えた目をした一人の女の子が。そんな彼女を受け止めるようにハグして、「いいこ」「いいこ」と頭をポンポンするのは、背中に小さい羽の生えた“いいこいいこポンポンおじさん”。
女の子は自分を冷笑するように「今日病院で感じ悪い看護婦に死ねばいいのにとか思ったので悪い奴だよ」と思い切って打ち明けます。すると“いいこいいこポンポンおじさん”は、「そんなこと思いたくなかったよね。いいこいいこ」と言いつつまた頭をポンポン。さらに女の子が「緊張…するとすぐお腹壊して使えない奴で、喋るときどもるし」と辛そうに語ると「それは辛いね。腸もいいこいいこ」とポンポン。
そしてハグされたままどこか遠くを見つめるような表情の女の子に、今度は返すのではなく自分から「今日も一日よく耐えたね」「きみは自分で思うよりずっと頑張っている」と、“いいこいいこ”の言葉に代えて伝える、小さい羽の生えたおじさん。その言葉に涙した女の子は、自分からもハグしながら、その空間で再びポンポンされるのでした。
じょじょに変わっていく女の子の表情を見ているだけで涙が……。
辛いことがあったり、それで自分のことが嫌いになったり。その気持ちを心の中に押し殺していた女の子を、やさしく受け止めつつ肯定しポンポンする「いいこいいこポンポンおじさん」ですが、その姿は名前と同じようにふわっとしています。一方で、2人に近づいたコマではしっかりと男性の後ろ姿が描かれ温かさも感じられたりと、さまざまな想像ができる存在として描かれています。
また天使のような小さい羽が生えていることからもわかるように、“いいこいいこポンポンおじさん”は架空の存在。もしかしたら女の子の心の中にいる存在なのかも? とみるのもよし、自分の理想の"いいこいいこポンポン推しさん"へ脳内変換してみるもよし。人によっていろいろな受け取り方ができる漫画となっています。
寄せられていたコメントでは他にも「見てるだけで辛い気持ちがなくなりました」「思い当たることがありすぎて、胸に刺さりすぎました…」といった声が上がっており、多くの感謝の声や感動したといった声がみられました。
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