公開1カ月で2億PV Twitterで大流行の匿名質問サービス「Peing-質問箱」、Web企業のジラフが買収
開発したせせり氏は「本当に肩の荷が下りた気分」とツイートしています。
Twitterで大流行している、匿名の質問を受け付け回答を公開するサービス「Peing-質問箱」。個人事業主のせせり氏(@_sesere)が11月22日にローンチしてからすでに月間2億PV(ページビュー)を達成していますが、Web企業のジラフが同サービスを買収したことを12月21日に発表しました。
「Peing-質問箱」はTwitterアカウントや個人IDで固有の「質問箱」のURLページを作り、匿名の質問を受け付けるサービス。利用者が回答をTwitterに投稿する際は、質問文も1枚の画像となって添付されます。フォロワーにとっては質問するハードルが下がる一方、利用者にとっては自己発信や見知らぬ誰かとのやりとりがより楽しめ、Twitterにおける新たな交流ツールとして急速に人気を集めています。
せせり氏は11月21日にサービスの開発に着手し、22日に公開。24日に日間1万PV、28日には日間60万PVと日増しにアクセス数が増え、現在月間2億PVを達成しています。
買収したのは、買取価格の相場を確認できるサービス「ヒカカク!」や「最安修理ドットコム」などを運営するジラフ。事業譲受は完了済みで、今後はソーシャルゲーム企業・ポケラボの創業者でありジラフ執行役員である佐々木俊介氏が事業責任者に就任し、せせり氏はジラフへのアドバイザーとして参画していく予定です。譲受金額は非公表。
せせり氏のツイートによると契約したのは20日で、打診を受けてから締結まで60時間という早さだったとのこと。売却して最初に抱いた感想は「『助かった、、、』です笑」。「質問は一日30万件ペースで増えるし、リアルタイム(1分間)に多いときは3万人超えるし、もうこれ絶対すぐにどうしようもなくなってサーバー負荷で大変なことになるぞと毎日ビクビクしてたので本当に肩の荷が下りた気分です」と胸の内を明かしています。
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