神奈川県相模原市 「ふるさと納税」返礼品に相模原名物のUSBパドルコントローラーを指定
今年も相模原では立派なパドルコントローラーが収穫されたようです。
神奈川県相模原市が「ふるさと納税」返礼品として、同市で電子製品開発・販売を手掛けるビット・トレード・ワンのUSBパドルコントローラー「Horizontal Controller EX」(ホリゾンタルコントローラー エクステンド)を指定しました。そうそう、やっぱり相模原の名産品といえばパドルコントローラーですよねってコラ。
パドルコントローラーとは、円柱型のパドルを左右に回して使う操作機。昔ゲームセンターなどに置いてあった、ブロック崩しのテーブル筐体に付いているアレです。
「Horizontal Controller EX」はWindows Vista以降に対応しており、2ボタンと2つのプリセットモードを切り替えるスイッチ付き。ゲームの操作以外にも、パドルやボタンにマウス、キーボード、ボリュームコントロールなど各機能を割り振れます。
見ての通りブロック崩しなどの操作に最適ですが、公式サイトでは「誰得!浪漫シリーズ」だの、イメージキャラが「『今時、ブロック崩しなんて流行らねーんだよ!業界、舐めてんのか?』営業先から時代遅れと罵声を浴びつつも頑張る」だの散々なフレーズが飛び交います。返礼品なのだからもう少し自信を持ってほしい。
まあ同商品、パドル1つとボタン2つのみの割に、定価は9698円(税込)するのですが。
ただし、今回の「ふるさと納税」を利用すると納税額は2万円で、住民税の控除を受けると実質2000円で手に入れられます。需要はさておき、値引率を考えると大変お得。「実装、組立は全て日本国内で熟練の日本人技術者が一台一台を丁寧に組み立てています」という説明も、ふるさと感があっていい感じです。
返礼品としてはニッチ過ぎる商品ですが、「ちょうどパドルコントローラーがほしかったんだよなー」という方には最適な一品になっていると思います。
関連記事
あの「セメント袋」がクッションになってふるさと納税に登場 セメント袋なのにかわいいぞ
「大船渡工場80周年記念」にあたっての、震災復興協力への一環とのこと。埴輪マニア注目! 埼玉県行田市のふるさと納税であの「遮光器土偶」が入手可能
遮光器土偶は1万円の返礼品。販売元は「はにわ処さかもと」。名古屋市がふるさと納税で犬の殺処分ゼロを達成 猫の殺処分ゼロも目指す取り組みが話題に
称賛の声が集まっています。ふるさと納税で「ゲームに出演」「ドット絵になれる」 2日で品切れ、日本一ソフトウェア×各務原の返礼品はなぜ生まれた
各務原市のふるさと納税で人気を集めた、日本ソフトウェアの変わった返礼品。企画の経緯を市と企業に取材しました。山形県の金山町が30万円のふるさと納税で“丸太”を配布中 みんな丸太は持ったな!!
彼岸島へ行く際は手に入れておきたい。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.