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「自販機のサンプルが動き回っていたので調査したら頭がおかしくなりそうになった」 自販機の怪現象を全力調査したブログが話題に(1/3 ページ)

気になりすぎる。

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 「突然ですが、こちらの写真をご覧ください」――自動販売機の飲料サンプルがなぜか回転する怪現象を調査したブログが話題です。

一見何の変哲もないオロナミンC(画像提供:かとみさん

 怪現象に気付いたのはブロガーのかとみさん。ある日、オロナミンCのサンプルが傾いているのを発見し、酔っていたせいで妙に面白く感じたかとみさんはパシャリと撮影。翌日再び自販機の前を通ると、なんと隣のオロナミンCが180度回展しているではありませんか。ふしぎに思い、さらに翌日確認しにいくと……「真正面に向き直ってました。何だこれ、こわい」。

右のオロナミンCが後ろ向きに
翌日は正面に。こわい

 他のサンプルは微動だにしないのに、2本あるオロナミンCの内、右側(プラスチック製)の1本だけが回転するという謎。その理由を解明すべく、かとみさんは本格的な調査に乗り出します。まずは自然に回転している場合と、人為的に回転させられている場合を想定し、いくつかの仮設を立てます。

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【考えられる原因】

1, 自販機内部のインバーターが稼働する時の振動

2, ジュースの補充で自販機を開閉する時に起こる振動

3, ジュースが取出口へ落ちる時の振動

4, オロナミンCを回転させたい人がやっている

 「オロナミンCを回転させたい人がもしいるなら、会ってみたい」と自分でツッコミつつも、あらためてオロナミンCの観察を開始。最初こそ180度の回転で分かりやすかったですが、その後は1日に数ミリ程度しか回りません。繊細な動きに対応するため、対抗措置としてオロナミンCの寸法表を作成。ラベルのイラストをExcel上で作成し、ロゴや柄ごとのサイズを細かく算出。それを元に1日の回転をミリ単位で計測します。9月5日は9ミリ、9月7日は7ミリ……。

測って
寸法表まで作り、ミリ単位での計測に対応
そして地道な戦いが始まった……
中には動きが見られない日も

 上下左右からつぶさに観察した結果、止め具とビンの間に隙間があることも判明しました。

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