目立つからって、勝手に撮影して良いわけじゃない ロリータ服ならではのつらさを訴えた漫画に共感の声
「モラルとかマナー以前の問題」という声も。
ロリータ服が好きだといううさぎのみみちゃん(@usagitoseino)さんが描いた、ロリータ服を着た人が直面する“無断撮影”被害について訴えた漫画に共感の声が集まっています。
大好きなロリータ服を着ていると、何の声掛けもなく突然写真を撮られることが。拒否の気持ちを示しても、スマホやカメラを向け続ける人がいるそうです。
確かに目立つ格好かもしれませんが、それを着ている人はごく普通の人間。うさぎのみみちゃんさんは「『目立ちたいから派手な服を着ている』のではなく、『好きな服が派手だっただけ』」「なるべくほっといて下さい」と訴えています。リプライ欄にも「私は外国人に盗撮されました」「写真のネタとしか思ってないんでしょうね」など悲痛な声が寄せられました。
時には理解のない言葉が向けられることもあります。同じくうさぎのみみちゃんさんがロリータとコスプレの違いについて書いた漫画も多くの人に読まれました。
うさぎのみみちゃんさんが盗撮や無許可撮影の話題を出すと、「しょせんコスプレみたいなもんだろ」「コスプレして街の中歩いてんだろ?」という言葉を投げかけてくる人がいるとのこと。しかし、実は「ロリータ=コスプレ」という解釈は間違っています。特定の物や人、キャラクターになりきるコスプレと違い、ロリータは何かになりきるものではありません。
漫画内で「コンビニにも、お出かけにも、いつでも着ます!!」と強調されているように、ロリータ服が好きな人にとって、ロリータ服を着るということは、ただ普段着を着ているだけにすぎないのです。そもそも、コスプレなら勝手に写真を撮って良いというわけでもありませんしね。
またロリータ服の盗撮が起こるのは、人が着ている時だけではありません。撮影禁止の表示があるにもかかわらず、ロリータ服の店頭ディスプレイが撮影されてしまうケースもあります。ロリータ服は確かにかわいらしく写真映えもしますが、勝手に撮るのはやめましょう。
うさぎのみみちゃんさんは他にも、ロリータファッションについてのエッセイ漫画を不定期に投稿しています。
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