「行こうね」「そうだね」　香取、草なぎ、稲垣が“3.11”に寄せたメッセージ

　元SMAPの香取慎吾さん、草なぎ剛さん、稲垣吾郎さんが3月11日、7年前に発生した東日本大震災で被災した人々への思いを動画で伝えました。本当に心強い。

　「被災された方一人一人にとってはもう、どんなこの7年だったのか」と被災者への思いを巡らせた香取さん。震災後、現地に足を運び被災者と会ったことを思い返し、草なぎさん、稲垣さんとともに当時の話を神妙な顔つきで語りました。

　さらに、何かがあったときは助け合ってがんばっていきたいと語る草なぎさんに対し、稲垣さんは自分たちのできることをしようと決意。香取さんは自分たちの仕事が、少しでも前や上を向いて歩いていくための手助けになれたらいいと笑顔で伝え、最後に「（被災地に）行こうね！」と提案すると、2人は「そうだね」と力強くうなずきました。

　3人がSMAPとして活動していたころには、ソフトバンクの孫正義さんらと東日本大震災復興支援財団を設立。冠番組であった「SMAP×SMAP」（フジテレビ系）では、番組の最後でメンバーが寄付金を呼びかけ続けていました。過去にも、1995年に発生した阪神大震災では発生直後に収録された「ミュージックステーション」（テレ朝系）で、メッセージと応援歌ともいえる「がんばりましょう」を歌い被災地の方々を励ましたり、2016年に発生した熊本地震では、香取さんと中居正広さんが現地へ足を運んで炊き出しをしたことが大きな話題になりました。

　被災者に思いをはせ、支えてきた香取さんたち。9日には岩手日報に「東北への思いを忘れず、東京から愛をもって笑顔を送り続けたいと思います」と優しさに満ちた心強いメッセージを寄せています。