日清食品が年間4.17トン捨てられている「フタ裏のキャベツ」を減らす謎プロジェクト「キャベバンバン」を始動
「年間4.17トンのキャベツが捨てられている」「高所得者はキャベツを落とす」。本当にー?
日清食品は、カップ焼そばのフタ裏に付着したキャベツが廃棄されることを未然に防止するため、3月12日から「#キャベバンバン」プロジェクトを始動しました。湯切り後に蓋をバンバンたたくことで蓋裏に付着したキャベツを麺に落とし、食品ロスを減らすことを目的としているとのこと。
……ってこれどこからどう見ても「#猫バンバン」プロジェクトォォッ!
同プロジェクトの動画も公開されているのですが、キャベツが元気に飛び跳ねまわったり、ゴロゴロ転がったり、こたつのなかでまったりしています。“このすば”の空飛ぶキャベツは本当にあったんだ!
なお、見比べてみると分かりますが、完全に「猫バンバン」プロジェクトの動画の猫をキャベツに置き換えたものになっています。そのまま過ぎて不安になりますが、公式コラボ企画とのこと。「猫バンバン」は日産自動車が推進する、冬場に車に乗る前にボンネットをたたいて中に猫が入り込んでいないか調べる気遣いのことです。
日清食品が実施した「カップ焼きそばのキャベツの関する調査」によると、日清焼そばU.F.Oだけでも、1年間に年間約4.17トンのキャベツが捨てられているそうです。これは、年間販売数量と、湯切り後蓋裏に付着するキャベツの平均枚数4.8枚から算出したもの。
そんなに皆フタ裏のキャベツそのまま捨ててるいるのかなー? と思いましたが、特設サイトの「高所得者はキャベツを落とす」「キャベツ愛が強い人の割合は日産自動車ユーザーが最も高い」「若者のキャベツ離れが深刻化」といった強烈な調査結果を読んでいたらそんなささいなことはどうでも良くなりました。どんな調査をしたんだ日清食品ー!
また、特設サイトでは、「キャベバンバン」プロジェクトのロゴとステッカーのデータを配布中。しかしこのデザインが「猫バンバン」のロゴの猫をキャベツにしたものとなっている徹底ぶりでした。
終始ボケっぱなしなプロジェクトではありますが、「食品ロスを減らす」をいう発想自体は素晴らしいもの。U.F,Oに限らず、カップ焼きそばを食べる際は、「キャベバンバン」してみましょう。
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