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日清食品の「どん兵衛」がバレンタイン直前に青春サクセス漫画「どん兵衛ゼミナール」を同ブランドサイトにて公開しました。やばいネタ、というよりだしの香りしかしない……。
主人公は、“おだしが丘中学”のダンス部に所属する女の子の七味(ななみ)。幼なじみで親友の美歩と比べて「私はピリッとしないなぁ(七味なのに…)」と、味のある自虐ネタを持つ彼女が落ち込んでいるところに出てきたのが「どん兵衛ゼミナール」という謎の概念でした。
それのおかげで勉強から恋に部活までうまくいったという美歩によると、「たった5分でおいしいうどんが食べられるんだよ!」とのこと。それただどん兵衛食べているだけじゃ……?
そして七味も決心を固めて本気でどん兵衛ゼミナールに打ち込み出すと、さっそくここから急展開。バレンタインには好きな男子の下駄箱にメッセージ入りのどん兵衛を入れる「告白どん兵衛」から始まり、壁ドンしながらどん兵衛を食べる「壁どん兵衛」、さらには毎日メッセージを書いたどん兵衛を交換し合う「交換どん兵衛」なるワードも飛び出します。ちょっと何言ってるかわからない。
これで終わりではなく、ここからさらに怒濤(どとう)の三角関係や、タイ語しか話さないトムヤム君も登場したりと、人類には早すぎるどん兵衛世界が待っています。学校の授業内容もツッコミどころしかなかった……。
読めば読むほど「どん兵衛ゼミナール」の謎は深まるばかりですが、最後まで突き抜けている彼女たちの物語はきっと心に「どん兵衛」への思いを残してくれるでしょう。さて今日、どん兵衛ゼミナールしよ。
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その発想はなかった。