「ツイートがバズッたついでに宣伝をするのはダサい」? → 経験者がデータで反論 賛否の意見飛び交う
「ダサかろうと、見てもらいたい・伝えたいものがあるなら宣伝したほうがいいんじゃないか」。
ツイートがバズッた(大きく話題となった)機会に、その投稿主が連鎖ツイートを加えて自身の作品や気に入ったものを宣伝する――Twitterでときどき見られる事象ですが、こうした行為を「ダサい」と感じる人もいるそうです。そんな言説に対し、バズった経験のあるユーザーがデータをもとに異を唱え、話題を呼んでいます。
話題の主は、個人でアプリ開発をしているねこバタ会議(@nekobata_kaigi)さん。1月に投稿したジョークツイートがバズった際、連鎖ツイートで開発中のゲームをアピールしていました。
それから数カ月後、タイムラインに「バズったツイートに宣伝ツイートをぶら下げるのはクソダサい」とするツイートが回ってきたといいます。ねこバタ会議さんはこれに反論する形で、以前投稿した宣伝ツイートのアクティビティを公開。インプレッション(ツイートが読まれた回数)約20万、添付動画の再生数6万以上といったデータで宣伝の効果を示し、「ダサくても何でもいいから見てもらいたい・伝えたいものがあるなら載せとくのがいいんじゃないか」と述べています。元のツイートが約210万インプレッションなので、およそ10分の1くらいの効果があったことになります。
このツイートには、「Twitterはつぶやきを世界に公開するツールなのだから、宣伝や自己顕示欲の開放があるのは当然」「自分のアカウントなのだから好きにすればいいのでは」といった好意的なリプライが寄せられました。他人のツイートにリプライを送って宣伝するわけではないですしね。「知ってもらえなければ存在しないのと一緒」と、宣伝を肯定する声も見られます。
その一方で、「バズッたツイートに異なる話題をぶら下げて宣伝するのは場違いなのでは」「ツイートの続きがあると思って『スレッドを表示』をクリックしたのに、無関係な宣伝が出てくると期待を裏切られる」といった指摘も挙がっています。
さまざまな意見が出るなか、ねこバタ会議さんは「“ダサいと思うこと”自体は批判していない」と補足。Twitterは利用規約や法に反しない限り使い方は自由なので、「ダサいからやらない」のも、「ダサいかどうかなど考えない」のも、個々人が決めればいいとしています。そして、「宣伝で冷める人がいるデメリットよりも、好きになってくれるメリットを生かしたい」との考えを述べていました。
(沓澤真二)
関連記事
絶対売れちゃう → 全く売れません?! バンダイの“ゾンビ型消しゴム”担当者が語る「驚異の話題にならなさ」
2018年1月20日に発売された男児向け商品「ぶっさしーず」。担当者が自信満々で送り出すも苦戦中。Twitterがブックマーク機能を導入した(本当の)理由
「真にユーザーの方を向いたサービス運営」とは。「このフランス人コスプレイヤー、クオリティー高いのにフォロワー2桁でもったいない」→ バズる → 日本人フォロワーが4000人増える
コスプレイヤー本人「日本のみんなありがとう!」思わず息を呑む「樹脂で作ったクジラ」の美しさに絶賛の声 製法や苦労を作者に聞いた
クジラの迫力がすごい。正反対な夫婦の仲良しの秘訣は……? エッセイ漫画「私のおっとり旦那」に「ウルっとした」「私もこんな夫婦になりたい」の声
ネガティブな奥さんとおっとりした旦那の生活。部長が! そして課長が! 魔界からの侵攻に「魔法中年」が挑む漫画の続きが気になってしょうがない
2ページなのに妄想捗る。「アルフすきなんですか?」 “好き”が抑えられぬ友人からの大暴走LINE、「好き加減の違いが生む温度差」と話題
深夜に送られてくる怒とうの8連続LINE……!声を失う美しさ ボールペンで描かれた幾何学模様作品が理解不能な緻密さに
あれから2年。われわれがこの駐輪場をちょーだいした! 「駐輪させない猫部隊」によって占拠された駐輪場、駐猫場と化す
そこをどきなさーい。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.