無駄に3Dで無駄にヌルヌル動作し無駄に神々しい ヤフーが「インターネットの歴史年表」2018年版を公開
製作期間1年。現代のバベルタワーである。
Yahoo! JAPANが、2018年も新たな「インターネット歴史年表」を製作しました。2016年の絵巻物、2017年の“超時空都市”に続き、3度目となります。どんだけ年表作るんです?
「インターネット歴史年表」は、名前の通りインターネット上の出来事を1つのサイトにまとめたもの。インターネットの始まりである1969年から2017年までに起きた出来事1474項目を、時系列順に並べています。
今回はやたら神々しいフル3DCGの彫刻の塔で、各出来事のシンボルがどこまでも続く円柱に配置されています。シンボルをクリックすると拡大図が見られ、出来事の簡単な紹介が表示される仕組み。「あーこんなことあったなー」となったり、「そんなことあったのか……」と新たな発見があると思います。
塔は360度回転と上下へのスクロールができるようになっており、ヌルヌル動きます。高速で縦にスクロールして、時間を一気に飛ばすことも可能。どんなにグリグリ動かしても滑らかに描画されるあたり、“金かかってる感”があります。実際、今回の「インターネット歴史年表」は裏方含め40人掛かりで、企画から完成まで1年を費やして製作したとのこと。まさに現代のバベルタワーです。
また、スマートフォンの機種によっては年表1年あたりのポリゴン数が4万以上になるとブラウザがクラッシュしてしまう場合があるため、いかに4万以下に抑えるかで苦労したそうです。製作の打ち合わせは白熱し、会議室を抑えている時間では足りず、閉会後も会議室の外のスペースで延長戦が行われたといいます。
しかし、それらのかいもあって、ストレスなく動く新たな歴史年表が完成しました。なお、PC版はMacのトラックパッドにも対応しています。
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