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どこが変わった? マツダ、小型SUV「CX-3」をリニューアル 新開発のクリーンディーゼルを採用(1/2 ページ)

新世代車両構造技術も先行採用。価格は212万7600円から。(写真30枚)

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 マツダは5月17日、クロスオーバーSUV(スポーツタイプ多目的車)「CX-3」のマイナーチェンジ版を発表しました。同日から予約受付を開始、5月31日に発売します。価格は、SKYACTIV-G 2.0搭載の標準モデル「20S」で212万7600円(税込、以下同)からです。


CX-3(2018年5月マイナーチェンジ版)

 今回のマイナーチェンジ版では、新たに開発された1.8リッターのクリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 1.8」や、マツダが次世代車種に向けて開発を進める車両構造技術「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE」の一部を先行して採用し、ユーザーが日常的に使うシーンで「乗員の感覚と一体となった走行性能」と「環境、安全性能」をこれまでのモデルより高めたとしています。

 車体はSKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTUREに沿い、サスペンション、シートウレタン、新開発のタイヤ、エンジンで効率的な車体制御を行う「G-ベクタリングコントロール(GVC)」などの電子制御装置の設定を刷新。クルマを操る楽しさを追求しながら、乗り心地と静粛性の向上も図りました。

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 エンジンは、新たに開発した1.8リッターのクリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 1.8」と2リッターのガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」の2種類を用意します。

 クリーンディーゼルエンジンモデルは、低回転域から高いトルクを発生するディーゼルエンジンならではの「出足が鋭い」「実用燃費に優れる」などの特性に定評があります。今回のマイナーチェンジでは排気量を従来モデルの1.5リッターから1.8リッターに高め、高回転域でも高トルクを発生させる「超高応答マルチホールピエゾインジェクター」や「可変ジオメトリー シングルターボチャージャー」などの新技術を採用しました。継続するガソリンエンジンのSKYACTIV-G 2.0も、2018年3月にマイナーチェンジした上位車種「CX-5」(関連記事)譲りの「エッジカットピストン」「低抵抗ピストン」など、走行性能と燃費性能の向上につながる新技術を取り入れています。

 安全装備についても、夜間の歩行者認識精度が向上した「アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート」を採用。 「マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)」については作動下限速度を停止時(時速0キロ)まで拡大することで、より幅広い領域で運転をサポートできるように改良しました。


特別仕様車には高輝度ダーク塗装の18インチアルミホイールを装備

 外観では、ラジエーターグリルやLEDリアコンビネーションランプのデザインを刷新。内装は電動パーキングブレーキ(EPB)の採用に伴ってセンターコンソールのレイアウトも見直されました。収納スペースとして使えるマルチボックスを新設し、後席にもカップホルダー付きアームレストが加わり、普段使いの機能性を高めています。

 また、最上級グレード「Exclusive Mods(エクスクルーシブモッズ)」も追加します。Exclusive Modsは、上位車種「CX-8」(関連記事)に採用する高級皮革「ナッパレザー」を用いたディープレッドのシートや専用のデコレーションパネルを採用し、高級感を高めています。このほか、高輝度ダーク塗装を施した18インチアルミホイールも備えます。Exclusive Modsは286万8400円(2WDモデル)からです。

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特別仕様車「Exclusive Mods」の内装
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