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やっぱクボタさんスゲぇ!! 「自動運転コンバイン」発売、農の未来を担う何とも凜とした姿よ

農家の高齢化問題、作業効率の向上や省力化への貢献に超期待。

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 農業機械大手のクボタが、自動運転によって稲、麦の収穫作業を自動化する自動運転コンバイン「アグリロボコンバイン」を2018年12月に発売すると発表しました。


アグリロボコンバイン WRH1200A

 同社はこれまで「ファームパイロットシリーズ」としてGPSなどで位置情報を得て制御する農機を投入しています。今回の新機種はこれらに自律走行と自動作業を支援する「自動運転アシスト機能」を新たに加えて機能を高めたもの。「自動運転化」によって農作業の効率化、省力化が一層図れるようになるとしています。


GPSユニット(基地局)

 アグリロボコンバインはキャビンルーフにGPSアンテナ、さらに各種センサーと高度な制御システムを搭載し、別途基地局となるGPSユニット(オプション:120万円)と組み合わせて運用することで、誤差数センチの高精度な刈取り作業を可能にします。

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自動刈り取り中

 そしてGPSと自動運転アシスト機能によって、効率的な作業ルートの自動作成、未刈り部分の幅や形状に応じた刈取部の昇降や方向修正、刈取り・脱穀クラッチのオン/オフ、次行程への旋回といった一連の作業工程を自動で行います。


収穫物の排出場所まで自動で移動

 さらに、グレンタンク(収穫物の貯留部)下に設置された収量センサーでタンクが満タンになるタイミングも予測して制御します。最適なタイミングで事前に登録しておいた排出ポイント(例えば、運搬用トラックなど)付近まで自動で移動。そして、排出したら刈取り再開ポイントまで自走して戻り、自動運転アシストによる刈取りを再開します。現時点、周囲の安全確認や緊急停止操作のために作業者の乗車は必要ですが、作業のほとんどをコンバインにお任せできてしまえるそうです。これが未来のコンバインか……自動運転スゴい!

 価格は1570万円(税別)から。アグリロボコンバイン WRH1200A……農と食の未来を担う、この凜とした姿。何とも見入ってしまう美しさがありますね。


同じく自動運転対応のトラクター「アグリロボトラクタ SL60A」

クボタの自動運転農業機器3モデル。自動運転対応の8条植え田植機もある(写真=右)

自動旋回と最適な中割が可能

最適な刈取ルートを自動計算
クボタ・ファームパイロット 2018 自動運転アシスト機能付きコンバイン(YouTube/TheKubotaChannel)

(カナブンさん)

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