雲田はるこ『昭和元禄落語心中』が主演・岡田将生で実写ドラマ化 NHK総合で10月12日から
落語監修は“キョンキョン”こと柳家喬太郎さん。
雲田はるこさんの漫画『昭和元禄落語心中』が、岡田将生さん主演で実写ドラマ化することが決定しました。NHK総合のドラマ10枠で、10月12日22時から放送されます(全10回)。
同作は、講談社の漫画誌『ITAN』で2010年から2016年に掛けて連載。「昭和最後の大名人」と称される落語家・八雲の人生を軸に、戦争の時代を生きた落語家たちの生き様や友情、無二の親友の事故死を巡るミステリーという、濃厚なヒューマンドラマが描かれます。第17回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞や第38回講談社漫画賞一般部門などを受賞し、2016年~2017年にかけては2期にわたってテレビアニメが放送されました。
キャストは、八雲を岡田さん、八雲に弟子入りする元チンピラ・与太郎を竜星涼さん、八雲とは同期入門で親友の助六を山崎育三郎さん、助六の娘で八雲の養女となっている小夏を成海璃子さん、助六と結ばれることになる芸者・みよ吉を大政絢さんがそれぞれ演じます。
脚本は映画「フラガール」や連続テレビ小説「マッサン」などを手掛けた羽原大介さん。音楽は映画「メアリと魔女の花」や「夜明け告げるルーのうた」などを担当した村松崇継さん。落語監修は“キョンキョン”の名で親しまれている落語家の柳家喬太郎さんが務めます。
キャスティングを受けて、八雲役の岡田さんは「このドラマのお話を頂いたときは正直迷いました。生半可な気持ちではできませんし、本当にこの作品の為に落語を知り、落語を愛さないとできないと思ったからです」とコメント。プレッシャーは大きかったようですが、八雲という人物を知るにつれて、演じたいという思いが強くなり「この役と心中したい」と思うまでになったことを語っています。
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