「まずは119番や110番に連絡」「拡散は公式RTか引用RTで」 Twitter社に聞く救助要請ツイートのポイント
「むやみに緊急の救助要請を拡散せず、(救助要請ツイートの)タイムスタンプを確認する」「救助が完了した場合は当該ツイートを削除する」といった点も重要。
11府県に特別警報が発表されるなど、甚大な被害をもたらした「平成30年7月豪雨」。Twitter上では、被害状況を伝えるツイートなどとともに、救助を求めるツイートも多数投稿されました。
救助を求めるツイートは大規模な自然災害が発生する度に拡散されていますが、その内容は画像だけが拡散されているパターンや、公式RTで拡散されているものなど多種多様。「#拡散希望」のハッシュタグなども活用されていますが、救助を求めるツイートの他、救助と関係の無いツイートも混在している状況です。
具体的な状況や場所が分からないものも多いTwitterでの救助要請。本来はどういった点に気を付けるべきなのでしょうか。Twitter社に救助要請ツイートのポイントを聞いてみました。
まず、前提とされているのは119番や110番に連絡するのが最も迅速であるという点。Twitterでの救助要請は、電話で要請できないときに行うのが望ましく、できれば「#救助」のハッシュタグをつけ、状況の詳細や場所などを記載したほうが良いそうです。
また、「むやみに緊急の救助要請を拡散せず、(救助要請ツイートの)タイムスタンプを確認する」「救助が完了した場合は当該ツイートを削除する」といった点も重要。ツイートを共有したい場合は、不要な混乱を回避するためにもツイート内容のコピー&ペーストではなく、公式RTもしくは引用RTで拡散しましょう。コピー&ペーストで拡散してしまうと、救助が不要になっても拡散が続いてしまう可能性があるとのこと。Twitter社は「平常時であっても、著作権の問題があるためコピー&ペーストは遠慮してほしい」ともコメントしています。
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