学校で人気の女子が図書室に通う理由は……? 気持ちを隠せない女子と気付かない鈍感男子の漫画に青春を感じる
前途多難かもしれない。
学校の人気者の女の子が図書室で本を借りる理由がかわいすぎるラブコメ「隠せない瀬名さん」が話題です。推理小説だけじゃなく恋愛小説も読んだらどうかな、少年よ!
隣のクラスの瀬名さんは運動神経も良くて男女問わず人気がある女の子。くわえて図書室の常連で、自称“道端の石コロ”な図書係の男の子にも気軽に話しかけてくれるような気さくな子です。
瀬名さんがある日借りたいと持ってきたのは『9マイルは遠すぎる』という、ハリイ・ケメルマンの推理小説でした。「君にはまだ早すぎる」「それ言いたいだけでしょ!?」――軽口を叩き合う2人。1週間の間に何冊も借りていってしまう瀬名さんに、男の子が「この調子だと図書室の本全部読み終わりそうだな」と何の気なしに言うと、「そんなことしないよ。そしたら来られなくなるじゃん」と思ってもみなかった言葉が返ってきました。
男の子が驚いて瀬名さんを見ると、彼女はなぜか赤面してじっと見つめてきます。しかしなにも分かってくれない彼に呆れて、「キミの推理力もまだまだね」と、少し照れたように言って図書室を出ていってしまいました。明らかに彼を意識しているというのに、それでもまだ分からない男の子は「何かの謎かけかな?」……これはけっこう簡単な推理だよ!
男の子の鈍感っぷりと、瀬名さんの純情に多くの読者から「かわいい」「かわいすぎて五度見くらいした」「瀬名さん、これから大変そう」などの感想が寄せられています。自分のことを“石コロ”なんて思っているから、人気者の瀬名さんからの好意にまったく気が付かないんでしょうね。ただの“石コロ”じゃないのに!
作者は漫画家の西崎りいち(@one_and7)さん。Twitterでは、学生ものを始めとしたイラストや漫画を投稿しています。今までの作品はTwitterのモーメントとpixivにまとめられています。
画像提供:西崎りいち(@one_and7)さん
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