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「ウォーリーを絵本から自動で探し当てるロボ」が開発 顔認識技術を応用した悪魔的発明

なんということを……!

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 絵本『ウォーリーをさがせ!』(北米版は『Where's Waldo?』)のページから、自動でウォーリーを見つけ出すロボット「Waldo」が誕生してしまいました。同作の醍醐味を数秒で奪い去る悪魔の発明。

ウォーリーはどこだ……
ページ中の顔をすべて抽出
あらかじめ学習していたウォーリーの顔と一致するものを発見
ドンッ、ここだぞ

 米広告制作会社redpepperが顔認識技術を応用して開発。ウォーリーの画像を大量に読み込ませ、システムに学習させています。

手本として、バストアップや全身などさまざまなパターンのウォーリーを用意
テストした結果、高精度でウォーリーを認識できるように

 ハードウェアはRaspberry Piを軸に製作。絵本を見せると全体から全ての顔を抽出してシステムと照合します。そして、学習内容との一致度が95%以上の顔をウォーリーと認識し、アームでビシッと指し示します。現時点ではプロトタイプながら、最速5秒以内で発見できるのだとか。

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先端にカメラの付いたアームがロボットのメイン
絵本のページを見せると……
学習内容に近い顔を検索
ビシッ

 コメント欄には驚きの声が寄せられるなか、「次はジョン・コナーを探せ」などというジョークも投稿されました。確かに、やっていることはターミネーターとだいたい同じだと思うと、ちょっと怖いかも。

(沓澤真二)

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