近づくものが凍ってしまう氷属性男子とクールな同僚女子 互いに「ドキッ」とする漫画から目が離せない
どんな状況なの?
氷属性の男子と同僚の女子を描いた漫画がTwitterに投稿され、「かわいい」「好き」と話題になっています。2人がどうなるのか気になる!
社会人の氷室君は雪女の末裔(まつえい)。仕事に熱中すると強力な冷気を発し、オフィスを凍らせてしまいます。彼は花を愛する優しい心の持ち主なのですが、彼が愛でた花には霜が降り、たちまちしおれてしまいます。切ない。
そんな氷室君を気の毒に思った同僚の冬月さん。自宅で対策を調べ、「良かったら使ってください」と袋に入った「敷きワラ」を差し出します。
突然の「ワラ」に戸惑う氷室君。冬月さんは「敷きワラは霜で植物が枯れるの防いでくれるすぐれもの」と説明します。
「花も(氷室君も)かわいそうだから」と言う冬月さんに「ワラ担いで通勤してきたんですか?」とたずねる氷室君。確かに敷きワラを持って通勤電車に乗るのは大変そうです。
「大丈夫ですよ。周囲の迷惑を鑑みて始発で来たんで」と答える冬月さん。それって氷室君(と花)のために、わざわざ始発に乗ったってことですよね?
「冬月さん、いい人だ」とやさしくほほえむ氷室君。その笑顔に冬月さんの心はときめきます。
一瞬「ドキッ」とした自分に困惑しながらも立ち去る冬月さん。冬月さん、自分の気持ちに気付こうよ!
その後ろで氷室君のハートは爆発寸前。「あかん!! 冬月さん優しっ!! めっちゃ好き!!」と心の中で叫びながら、自分の気持ちとワラを抱きしめます。
そんな氷室君は雪女の末裔。気持ちが高ぶりすぎて会社の廊下を凍らせてしまいましたとさ。
この漫画を描いたのは漫画家の殿ヶ谷美由記(@tonomyu)さん。暑中見舞いの気持ちをこめて涼しげな2人のストーリーを投稿したそうです。
「雪女はどうやって子孫を残してきたのか」「氷室君はどんな子ども時代を過ごしてきたのか」「霜への対策を調べていてワラにたどりついてしまう冬月さんの検索能力と行動力はどうなっているのか」など知りたい点は多々ありますが、やはり一番気になるのは2人の今後の展開。リプライ欄にも「続きが読みたい」という声が多数寄せられています。
殿ヶ谷さんはPixivコミックで新撰組×江戸ごはん漫画『だんだらごはん』を連載中。氷室君と冬月さんの続編のリクエストには「連載の合間に描けたら描きたい」と答えています。楽しみ!
画像提供:殿ヶ谷美由記(@tonomyu)さん
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