猫パルボウイルスが流行していた「猫カフェ MOCHA 立川店」が営業再開 25匹のうち7匹が死亡
8月1日に「一部の猫の体調に深刻なトラブルが発生した」として立川店を臨時休業に。
「猫カフェ MOCHA」を経営するケイアイコーポレーションは、猫パルボウイルスの流行が指摘されていた東京・立川の店舗「猫カフェ MOCHA 立川店」の営業を再開すると発表しました。
立川店では、7月末ごろから「猫パルボウイルスがまん延しているにもかかわらず営業を続けている」との告発ツイートが話題(関連記事)となり、8月1日には「一部の猫の体調に深刻なトラブルが発生した」として臨時休業に。その後、8月3日には猫カフェ MOCHAの関東全店舗を臨時休業とし、猫の健康と顧客の安全が確認できた店舗から順次営業を再開することに。なお、現在までに立川店以外の全店舗で営業を再開していました。
立川店で当初25匹いた猫のうち、死亡した猫は7匹(22日時点)。残りの猫の内3匹は検査の結果パルボウイルス陽性だったものの、命に別条はなく回復に向かっているとしています。なお、立川店以外の店舗では全ての猫に陰性の結果が出たそうです。
立川店では専門の清掃業者による徹底洗浄・消毒を複数回行っており、カーペットなどの張替えも行ったとのこと。また、立川店に来店した人の飼い猫が猫パルボウイルスに感染していた場合はケイアイコーポレーションが治療費を負担するとしており、これまでに2次被害の報告も寄せられていないそうです。
これまでに集まった立川店への質問や批判はQ&A形式でまとめられています。それによると、猫カフェ MOCHAでは生後2~4カ月以内に2回のワクチンを摂取させ成猫にも年に1度ワクチンを摂取させていた他、獣医師による回診など一般的なパルボウイルス対策は全て実施していたそうです。
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