伝説のランボ「イオタ」再来 市販車ニュル最速の化け物マシン「アヴェンタドールSVJ」が爆誕(1/2 ページ)
名前は「めっちゃ速いイオタ」。【写真46枚】
アウトモビリ・ランボルギーニ(以下、ランボルギーニ)は、新型スポーツカー「アヴェンタドールSVJ」を発表しました。価格は5154万8373円(税別)です。
アヴェンタドールSVJは、最上位車種・アヴェンタドールシリーズの高性能版「アヴェンタドールSV」をさらに磨き上げて高性能化した後継モデル。車名はスーパーヴェローチェ(スゲー速い)を意味するSVに、ランボルギーニの歴史の中でも特に大きな意味を持つ1台限りの幻の試作車両「ランボルギーニ・イオタ(Jota)」(関連記事)の“J”を付けたものです。
通常のアヴェンタドールS以上に空力設計を高めたボディーには、軽量なカーボンファイバー製のリアボンネットや、新設計の大型リアウイングを備えます。そして、スペシャルなV型12気筒のNA(自然吸気)エンジンは最大770馬力を発生。2.8秒で停止から時速100キロに達する超絶な加速性能を誇り、最高速度も時速350キロ以上を記録します。
その走行性能は既にサーキットで証明されています。今回の正式発表前に行われたドイツ・ニュルブルクリンク北コースでのテストで、市販車最速となる6分44秒97のラップタイムを記録しました。参考までに、アヴェンタドールSVJが記録を塗り替えるまで首位だった「ポルシェ 911 GT2 RS」のタイムは6分47秒3でした。先代のアヴェンタドールSVでも7分切りを達成していましたが、さらなる性能アップを果たしたことになります。
900台限定とするアヴェンタドールSVJに加えて、さらに特別な仕様となる63台限定の「SVJ 63」も用意します。SVJ 63は同社の創業年である1963年にちなんだ数字で、外装に高額なカーボンパーツを大量に使い、特別塗装の専用デザインを施しています。
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