連絡橋の分断、線路の水没から2週間　台風21号で分断された関空線が復旧、18日始発から再開

　大阪を中心に甚大な被害をもたらした台風21号の影響で、運休となっていた関空線（りんくうタウン駅から関西空港駅間）の運転再開が発表されました。

　関空線は海上にある関西国際空港への鉄道路線で、JR西日本と南海電鉄が乗り入れている路線。9月4日に襲来した台風（平成30年台風第21号／チェービー）の影響で、線路が水没して水路のようになってしまったり、暴風に流されたタンカーが連絡橋に衝突して線路がぐにゃりと曲がってしまうなど、大きな被害が発生していました。

　当初は21日の再開を目指して工事が進められていましたが、「予定していた以上に順調に進捗できる見通しとなった」として、予定を3日切り上げた9月18日の始発から再開することを決定。

　JR西日本では被害の大きかった連絡橋の修復工事のレポートも公開しており、ぐにゃりとまがった線路と、ズレが生じた鉄道桁の修復前後を比較できる写真が公開されています。

（春山優花里@haruYasy.）