ヤンキー女子高生に告白する漫画が胸キュンの極み　「ここまでかっこいい『お友達からお願いします』を初めて見た……!!」

　まともに話をしたことのない同級生男子がヤンキー女子高生に告白して、突っぱねられたと思いきや……とってもイケメンな対応をされる漫画「ヤンキーJKに告白する男子」が話題です。作者はTwitterとpixivで漫画やイラストを投稿している黒葉だむ（@kuroabam）さん。

　「好きです！付き合って下さい!!」――ものすごい緊張で心臓をドキドキさせながら、男子高校生は同じクラスのヤンキー女子高生に告白をしました。しかし彼女は無表情のまま、彼のことをじっと見つめます。

　「アンタとちゃんと話すの初めてだよね？」と彼女が言う通り、2人が今まで交わした言葉は、ぶつかりそうになって謝ったり、掃除の時間にほうきを貸したりしたくらい。一目惚れかと聞けば「あ…はは…。そんな所です……」とはっきりしないながらも認める男子。「付き合うって何するの？」という問いには、「えと……、一緒に帰ったり休日遊んだり……それから……」としどろもどろです。

　彼とは反対に彼女は物事をはっきりと言うタイプ。「お互い顔しか知らないのに『付き合う』って決めたら『恋人』になれるとでも？　外見が好みだから性格も自分好みだと思ってる？」と理路整然、淀みなく男子の『付き合って』を否定します。彼が青ざめていようがお構いなしです。トドメに「アタシはそんなよく知らない人とは付き合えない」とバッサリ振りました。

　一刀両断されて「ごめんなさぃ……」と半泣きで立ち去ろうとする男子ですが、彼女はそれを呼び止めます。「ここで去られると一生アンタのこと知る機会なくなるだろ。アタシも外見だけで判断しないからな」と今までの無表情から一転、とびきりの笑顔を見せました。「ちょっとお茶でもしに行こうぜ。まず友達として」――こんな笑顔見せられたら一目惚れが本当の恋に変わってしまう……！

　ただ男子を振るのではなく、まずはお互いのことをちゃんと知ろうと言ってくれたヤンキー女子高生。ろくに話をしたことがない上に、性格も正反対と思われる男子に、笑顔でそんなことを言えるイケメンっぷりに、「ここまでカッコいい『お友達からお願いします』を初めて見た」「ヤンキーJKすごく良い子」など、多くの「好き」「続きが読みたい」のリプライが届いています。

　続く「ヤンキー娘とお友達から始めてみた」では、カフェで自分のことばかり話す男子に「もっと相手に興味を持って話せ」と釘を刺すヤンキー女子高生の姿が。この2人の今後が気になるところですが、間違いなく彼女が主導権を握りそうですね。

　黒葉だむさんのpixivFANBOXで支援すると、「ヤンキーJKに告白する男子」のこぼれ話などを読むことができます。

画像提供：黒葉だむ（@kuroabam）さん