レビュー
「ロードスター」「GT-R」「シーマ現象」……時代を席巻した名車で平成を感じてきた(2/3 ページ)
メジャーからマイナーまで、往年のファンを歓喜させる車種続々、熱かった!
advertisement
ライトウェイトオープンスポーツカー マツダ「ロードスター」
マツダ「ロードスター」(NA型)はすごい存在感を放っていました。単体はもちろん、今回の展示では高級志向の8代目クラウンの隣にあったことから、そのいろいろな対比が美しいものでした。
ロードスターは1989年(平成元年)に登場。平成初期に軽量スポーツカーの分野で世界中で喝采を浴びた傑作車です。開発時から「人馬一体」というテーマが掲げられており、運転する楽しさや操縦性を追求した設計でした。どこから見ても小型で、滑らかなカタマリのようなデザインが今見ても美しいです。
今もマニアを熱狂させる日産「スカイライン GT-R」
もう1つ平成の名車として忘れられないのが、日産自動車「スカイライン GT-R(R32型)」です。「全日本ツーリングカー選手権」を制するために開発されたR32型GT-Rは、当時も今もクルマ好きの憧れ。その高い基本走行性能と素性にグッとクルマ好きの気持ちをつかんで離さず、当時のチューニングカー市場なども盛り上げました。
advertisement
R32型のGT-Rは1989年(平成元年)デビュー。もう30年経つのですが、今も変わらずカーマニアを熱狂させています。ちなみに2018年現在、良コンディションに保たれた32型GT-Rはびっくりするくらいの値段が付きます。
以上、平成を彩った名車たちでした。もちろん最新鋭のクルマは静かで高性能で素晴らしいですが、まだそこに人生の思い出までは刻まれてはおりません。かつての名車をいろいろと見ていると、あの頃の淡ーい思い出もよみがえってきませんか? クルマっていいものですね!
関連記事
「出回っている台数は限りなく少ない」 1965年発売の名車「マツダ ライトバス」が230万円で売りに
まだこんなにきれいな車体が残っていたなんて……!トヨタ、オートモビル カウンシル2018で「2000GT」「パブリカスポーツ」などのトヨタ博物館所蔵の希少車を公開
トヨタ博物館の収蔵車両から厳選された名車だそうです。【画像16点】「レプリカ車の参加は不可」!! ホンモノの超絶名車・旧車が集うイベント「日本海クラシックカーレビュー」がすごい
2018年は9月2日に開催。10年以上参加してきた筆者が“先だって”見どころを紹介。(写真64枚)「往年の名車・クラシックカー」、いくらで買える? 最高額はあのベンツ、何と●億円
ふぇぇぇ、ウン千万円クラスは「普通」ってマジか……。オートモビル カウンシル出展の希少な販売車両から価格を調査。【写真93枚】バブル期の名車が19年ぶりに復活 美しい最上級クーペ「BMW・8シリーズ クーペ」を正式発表
レーシングカーと並行して開発された、美しく速い最上級クーペ。【写真100枚】
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.