神奈川県相模原市、今年も「ふるさと納税」返礼品にUSBパドルコントローラーを指定 隠れた名産品
技術のまち相模原のパドルコントローラーが今年も。
神奈川県相模原市の隠れた名産品「Horizontal Controller EX」(ホリゾンタルコントローラー エクステンド)が、今年も同市の「ふるさと納税」返礼品に指定されました。ほら、あの相模原のパドルコントローラーです。もっと喜んでいいんですよ?(関連記事)
相模原市で電子製品開発・販売を手掛けるビット・トレード・ワンのUSBパドルコントローラー。昔ゲームセンターなどに置かれていた「ブロック崩しのテーブル筐体に付いているアレ」と説明するのが一番わかりやすいという、往年のパドルゲーマー待望のデバイスです。なお、一部で「浪漫のみ」と言われることもありますが、「AudioSurf」等のパドル利用タイトルでは抜群の操作性を得られるとのこと。
正直、なにに使うかよくわからないという方でも、専用Windowsソフトで簡単に各操作の設定が行えます。基本的なマウス/キーボード/ボリューム機能以外にも、パドルに「ブラシサイズの拡大・縮小」、各ボタンに「ズームイン・ズームアウト」を割り当てたフォトショップモードなど、さまざまなプロファイルも用意されています。
昨年に返礼品として指定され話題になりましたが、なぜか「『今時、ブロック崩しなんて流行らねーんだよ!業界、舐めてんのか?』営業先から時代遅れと罵声を浴びつつも頑張る」と、散々なフレーズで紹介されたイメージキャラ・我修院ホリ子。また「ディストピアの未来から完全に失われたパドルゲームを求めてやってきた」という設定もなんとも言えないものがあります。これは応援するしか……。
さらに今年は、低遅延でPCでのボタン入力やマクロ発動などを行えるインタフェース変換装置「“変わる君” BTIC2」も返礼品として登場。どちらも「ふるさと納税」を利用すると納税額は2万円で、住民税の控除を受けると実質2000円で手に入れられますよ。
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