「今の私があるのは本当に沙保里さんのおかげ」　登坂絵莉、リオ五輪での吉田沙保里との2ショットとともに熱い思いを吐露

　リオデジャネイロ五輪のレスリング女子で金メダルを獲得した登坂絵莉さんが1月10日、引退を表明した吉田沙保里さんへの思いや五輪での思い出などをInstagramで明かしました。

　8日に現役引退を発表した吉田さんへ、「沙保里さん、33年間本当にお疲れ様でした」と言葉を添え、リオ五輪での2ショット写真を公開した登坂さん。一緒に金メダルを取って写真を撮る約束をしていたという当時を振り返り、決勝で敗れ銀メダルとなってしまった吉田さんに声を掛けられずにいたとき、吉田さんのほうから「えり一緒に写真撮ろう、私に気を使わずに金メダル嬉しいって思いっきり喜んでいいんだよ」と声をかけられた思い出を明かしました。

　吉田さんの対応に登坂さんは、「こんなときにでも後輩に気づかいができる沙保里さんを改めて尊敬しました」と思いを吐露。「今の私があるのは本当に沙保里さんのおかげで感謝の気持ちでいっぱいです！」と感謝の気持ちをつづり、寂しさをにじませながらも吉田さんの第2の人生の門出をお祝いしています。登坂さんは他にも、2012年の世界選手権でのものや吉田さんに抱きついている2ショットも投稿しています。

　登坂さんが明かした吉田さんのエピソードに、ファンからは「自分がどんな時も人の事を考えられるって本当にすごい方ですね～～」「本当に素晴らしい方だと心の底から思います！」と感激するコメントとともに、「コーチと選手としての2人を見れるのを期待してます」と未来に期待する声も寄せられています。近い将来かなってほしいなあ。

　また、レスリング選手の土性沙羅さんも同日に更新したInstagramで感謝の気持ちを吐露。小学生の頃から吉田さんの背中を追い続けたことや、レスリングだけでなくプライベートでも多くのことを学んだと明かし、「一緒にオリンピックに出られたことは一生の宝物!!　今までもこれからもずっと憧れで、尊敬する人で、私にとってのスーパースターです！」と素直な気持ちをつづっています。