日本でも売ってよ! マジスゲー歴代最強341馬力「S209」爆誕、2.5Lターボの純正過激なチューンドカー(1/2 ページ)
200台限定。残念ながら北米市場向け。
SUBARU(スバル)は、スポーツセダン「WRX STI」の限定モデル「S209」をデトロイトモーターショー2019で発表しました(関連記事)。販売は北米市場のみで200台限定。2019年以内に発売予定としています。
Sシリーズは、同社のモータースポーツ部門であるスバルテクニカインターナショナル(STI)によるチューニングが施されたメーカー純正の“官能チューニング”コンプリートカー。S206までは「インプレッサ WRX STI」、S207以降は現行「WRX STI(VAB型)」をベースに開発されています。毎回、数百台の限定台数は「販売開始後、瞬殺」なほどに人気があります。
今回投入するS209は、Sシリーズ初の北米市場限定車。そのため、ベース車両も北米仕様のWRX STIを用い、パワートレインには日本市場向けモデルにはない2.5リッターの水平対向4気筒エンジン「EJ25」を搭載します
Sシリーズはやはり「メーカー純正のハイチューン済み」であることが何よりのポイント。S209は、EJ25エンジンに、専用開発の大径ターボチャージャーと大口径テールパイプによる低排圧マフラー、ECUチューニングなどによって、歴代Sシリーズ最強となる341馬力の強烈パワーを発揮します。
足回りには、19インチのBBS製鍛造ホイールとビルシュタイン製ダンパー、ニュルブルクリンク24時間レース参戦車両で効果を実証済みという独自設計のストラットタワーバーなどのSTI独自パーツを含めた高性能パーツを惜しみなく組み込んでいます。
いかにも速そうなスタイリングも魅力です。シンプルなホワイトボディーに、モリモリッと広げられたワイドフェンダー、ゴールドのホイール、クッと絶妙に下げられた車高、そしてリアのGTウイングだけで「ただモノではない感」が噴出しています。ボディーカラーにはホワイト(クリスタルホワイト・パール)のほかに、スバル車ならではの青色「WRブルー・パール」(関連記事)も選べます。
価格は2019年1月現在未定。参考までに2017年に販売された450台限定の「S208」(関連記事)は標準モデルで626万4000円、カーボンリアウイング付きのニュルブルクリンクパッケージは710万6400円でした。今回の販売は北米市場のみで、残念ながら日本市場での販売予定はありません。「前回は瞬殺で買えなかったので、今回は狙っていたのに……。日本でも売ってほしい! 欲しい!」という日本のスバリストは多そうです。
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