SUBARU(スバル)は11月27日、ステーションワゴン「レヴォーグ」の特別仕様車「1.6GT EyeSight V-SPORT」を発表しました。2019年1月15日に発売、価格は307万8000円(税込)からです。
1990年代に盛り上がったステーションワゴンブームの火付け役となった1台に「レガシィ ツーリングワゴン」がありました。しかしこの車種は4代目、5代目と北米などの海外市場の要望を受けて大型化された結果、日本の道路事情に少し合わなくなってきてしまいます。レヴォーグは、そんな日本ユーザーと日本の道路事情に見合った取り回しやすいツーリングワゴンとして2014年にデビューしました。当初は国内専用車でしたが、後にワゴン需要が高い欧州市場にも進出しています。
今回の特別仕様車は「SUBARU60周年記念特別仕様車」と銘打たれていますが、富士重工業(現SUBARU)の創業は1953年。詳しい方、航空機好きの人はおや? と思われるかもしれません。では何の60周年なのかと言うと、スバル初の量産自動車「スバル360」の発売から60周年、つまり自動車製造としての60周年を記念したものです。
そのため、この特別仕様車には気合いが感じられます。車体は「1.6GT EyeSight」をベースに、ビルシュタイン製ダンパー、ブラック塗装の18インチアルミホイールなどを装備します。内装にもアルミパッド付きスポーツペダルを採用し、スポーティな仕様に仕上げました。
そしてボディーカラーには、世界ラリー選手権(WRC)のイメージとともにスバルのスポーツモデルで定番の人気カラー「WRブルー・パール」を用意します。レヴォーグの通常モデルでは、スポーツグレードの「1.6STI Sport EyeSight」または「2.0STI Sport EyeSight」のみで選択できるカラーですが、「GTグレードの顔でWRブルー」という組み合わせはこの特別仕様車ならではのレアな構成となります。
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日本市場向けスバル車にも早期追加を期待。