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声優・尾崎由香がテレビ番組で見せた奔放な言動が話題に ベテラン池澤春菜も「多少扇情的な要素はあったかと思う」

いいプロレスだった……のか?

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 アニメ「けものフレンズ」のサーバル役などで知られる声優の尾崎由香さんが、TBS系のバラエティー番組「有田哲平の夢なら醒めないで」でみせた言動に、放送から2日たっても波紋が広がり続けています。


尾崎由香さん(画像は尾崎由香1st写真集『ぴ(ゅ)あ』から。関連記事

 2月12日放送回では、池澤春菜さん、七緒はるひさん、尾崎由香さん、小林星蘭さん、桐谷蝶々さんを招き、“ベテラン声優”と“アイドル声優”という切り口で声優業界の現在を紹介。声優業界で幅を利かせているという“17歳教”の存在が語られるなど、興味深い内容となりました。

 番組で目立ったのは、「アニメは全く見ないのでほとんど分からない」「今一番憧れているのはイモトアヤコさん」などと話し、バラエティー番組への興味も語った尾崎さんの存在感。実力があっても年齢でオーディションに落とされてしまう現状が紹介されると、尾崎さんは「今の声優は、アフレコだけじゃなくて歌ったり踊ったりとかキャラクターに近い人が選ばれる可能性が高い。歌って踊れる声優が今一般的」だと見解を示しました。

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 これに、アニメ「とっとこハム太郎」の春名ヒロ子役などで知られる声優歴24年の池澤さんが、自身が歌って踊れるタイプの声優ではないと話し、議論を発展的な方向へもっていこうとするも、「そんなことないですよ。でも、若い人の方が演じやすいっていう」と流れるようなタックルからのマウントポジションを思わせるトークで場をヒリつかせ、ゲストの「平成ノブシコブシ」吉村崇さんから「新旧バチバチじゃない!」と笑顔の中に緊張感のある言動をツッコまれていました。


(画像は尾崎由香1st写真集『ぴ(ゅ)あ』から。関連記事

 その後、池澤さんは、若手のアイドル声優に怒れない悩みを告白。アフレコ後のダメ出しをスマホをいじりながら聞き流す若手声優に注意したところ、その声優が「池澤さんにいじめられた」と泣きながらスタジオを出て行ってしまったエピソードを披露すると、話を振られた尾崎さんは「頑張ってください」とベテランの苦悩など我関せずといった様子のむげな返事。これに、「森三中」大島美幸さんが「何なんすかアイツ? こいつが人気あるの?」とバラエティーであることを理解した上でも収まりきらない怒りを見せる場面もありました。

 番組内で人気占い師のしいたけさんから“チンピラみたいな人”と心配されてしまった尾崎さんの言動にざわつく声が放送直後からネットで相次ぎ、尾崎さんの事務所の先輩である三森すずこさんが、名指しではないものの、「何を自分の武器にするか。選択は自由だけど…品位は忘れずに…。かなしーなーー!」といさめるようなツイートをするなど波紋を広げました。

バラエティー番組は難しいと振り返った尾崎さん

 なお、池澤さんはTwitterで、「多少扇情的な要素はあったかと思う」と対立構造を持ち込んだ番組の演出意図をくんだ上で、楽しさと正しさのバランスを取ろうとスタッフは腐心していたと説明。声優業界に“年齢や外見が重要視される風潮”は確かにあるものの、根本的には“揺るぎなくお芝居があるはず”と信念を説き、「自分の考えと求められる役割の乖離に、喋る仕事に従事していながら言葉を失っていました」として自分自身のふがいなさをわびました。

17歳教の素晴らしさを語る池澤さん

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