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兄妹のように育った2人が“お嬢様と用心棒”の関係に 身分違いの恋描く漫画にヤキモキ

早く「エンダァァァァァ」って言わせて。

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 用心棒になった幼なじみに淡い恋心を抱くお嬢様と、「孫娘をこの先ずっと守れ」と言われて素直にお嬢様のボディーガードに徹する用心棒を描いた漫画「お嬢様と用心棒」が、もどかしくてたまりません。おじいちゃん、確かにずっと守れって言ったけど、そういう意味で言ったんじゃないからね!

進展するにはまだまだ時間がかかりそう

「孫を守れ」というのはそういう意味ではなく……

 あるお屋敷のお嬢様には、大学に通うときでも付き添ってくる強面の用心棒がいました。2人は昔、「花ちゃん」「勇ちゃん」と名前で呼びあっていた仲の良い幼なじみでしたが、用心棒は立場が違うことを理由に、かたくなに名前を呼ばず、敬語を使ってきます。


大人になるにつれて立場の違いを意識しちゃうんですよね

 そもそも、彼が用心棒になった経緯が勘違いから始まっていました。お嬢様のおじいちゃんが病気で入院した際のこと。この先ずっと孫娘を守ってほしいとおじいちゃんが頼んだところ、真面目すぎる彼は「命がけでお嬢様の身辺警護をさせていただきます!」と約束してしまったのでした。「孫と結婚してほしい」という意味で「守れ」と言ったのに……。恋心に気付こうともしない用心棒に、お嬢様はがっかりしてしまいます。

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おじいちゃんは花ちゃんの気持ちに気づいていたんですね

これだから頭の固い朴念仁は……!

 自分はしょせん雇い主の家の娘にすぎないのか、と考え事をしていたところ、お嬢様は車との接触しそうになってしまいます。それをしっかり守ってくれた用心棒。しかも彼女を抱き寄せながら「大丈夫か、花ちゃん」と久し振りに名前を呼んでくれたのです。とっさのことに思わず素に戻ってしまった用心棒に、お嬢様は思わず赤面してしまいます。そこには確かに大好きな幼なじみの“勇ちゃん”がいたのでした!


たまに出る素の表情がいい

 口では「ボディーガードとしてお嬢様を守る」と固いことを言っていても、本当は仲の良かった花ちゃんを忘れていなかった用心棒の勇ちゃん。一刻も早くおじいちゃんの本来の願い通りになってほしいものですね。

 この漫画には読者からの「好き」「かわいい」「とっさに地に戻るの好き」「地はなかなか抜けない」などの、幼なじみの2人にもだえる人が続出しています。

 作者は漫画家のしまざき(@shimazakikazumi)さん。現在ガンガンpixivで『三年差』を、ツイ4で『乙女男子に恋する乙女』を連載中です。Twitterでは不定期に短編漫画を投稿しています。

画像提供:しまざき(@shimazakikazumi)さん

しまざきさんの書籍(Kindle Storeで配信中)

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