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幸福なパートナーを持つ人は長生きするかも……という研究結果
相手が幸福なら自分もハッピー?
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幸福な配偶者を持つ人は長生きする可能性がある──こんな研究結果が米国の「科学的心理学会」で発表されました。パートナーの人生の満足度が健康と長寿に影響を与える可能性があることを示唆しているとのことです。
米国の50歳以上のカップル約4400人(99%が異性愛者)を対象に、健康状態や運動する頻度、教育、収入、人生の満足度などさまざまな点を調査し、その後の生死について追跡しました。
その結果、配偶者の人生満足度が高いほど死亡リスクが低いことが示されたということです。幸福な配偶者を持つ人の死亡リスクは、幸福ではない配偶者を持つ人の死亡リスクに比べ、上昇がゆるやかだったといいます。人生の満足度が高い配偶者は運動などで身体を動かす頻度も高かったことから、こうした配偶者と一緒に身体を動かすことが健康の維持につながっている可能性があるとのことです。調査は米国の夫婦のものですが、他の国でも当てはまるだろうと研究者は考えています。
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「孤独」、特に高齢者の孤独や疎外感が健康に悪影響を与えている可能性があるとして世界的に大きな問題になっていますが、今回の研究結果もこれに似た知見を与えてくれそうです。
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