ニュース

「春の大山 打つんだ」 小学生の詠んだ春の詩がタイガース愛いっぱいでなごむ

書き出しからして「あったかいし6時だ。サンテレビを見よう」……いい!

advertisement

 「春の大山」と題した小学生の詩が、Twitterで話題です。「大山」といっても「大きな山」や「鳥取県の大山(だいせん)」でなく、登場するのは阪神タイガースの大山悠輔選手。大好きな4番打者にかける期待と情熱を詠んでいるのです。

下地に「OHYAMA YUSUKE」と薄く黄色で書いてあるのが心憎い(画像提供:アコマンさん)

 題材がユニークなだけでなく、構成も上手。書き出しからして、「あったかいし6時だ。サンテレビ(の野球中継)を見よう」と、読み手の心をグッとつかんできます。続いて「西のピッチングに、近本のヒット」と選手の活躍を描写。そこに「でもこれがいちばん、春の大山」と、季節の香りを漂わせてきます。

 「ホームランに、ヒット たまにダブルプレイ」と、大山選手は好調だったもよう。それでもさらなる活躍を期待するかのように、「まあまだ春だから。春の大山 打つんだ」と、詩の前段は結ばれました。

advertisement

 後段は前段をなぞっており、書き出しも「今日はあつい、6時だ。サンテレビを見よう」。「でも今日はだめ、春の大山。ダブルプレーにキャッチャーフライ たまに相手のエラー」と、思い描いた光景は大山選手が不振だった試合のようです。

 それでも詩は「でもだいじょうぶ春だ」とフォロー。再び期待のこもった「春の大山 打つんだ」で結ばれました。終始言葉の運びが楽しく、いっそ曲をつけて歌にしたい。

 この詩は投稿主のアコマン(@mamarusu)さんが、授業参観の際に目にした息子さんの作品。「春」が題材の詩を書く課題に、彼だけが大山選手の応援を詠んでいて、他の親から笑いが巻き起こったそうです。ちなみにアコマンさんも阪神ファン。「けどけっこうグッとくるよな。4番大山への愛と期待が込められてる」と、笑いながらも息子さんを評価しています。

 詩は「黙読すると息子さんの熱い気持ちが脳内に湧き上がる名作」「タイガースをゆるく応援する気構えも持ち合わせている」「笑いながらもなぜか泣けてくるステキなセンスの詩」などと大絶賛されました。

 ツイートは広く拡散され、球団公認栄養ドリンク「エナジータイガースV」公式アカウントの目にも留まることに。感動した担当者から大山選手の特製ポスターが贈られることになったそうで、息子さんの喜ぶ様子が浮かびます。その熱意が大山選手にも届いて、また大活躍が見られるといいですね。

advertisement
大卒3年目でタイガースの4番を担う大山選手(阪神タイガース公式サイトより)。2018年9月には月間MVP候補になるほどの大活躍をみせたので、「秋の大山」にも期待がかかります

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 大きくなったらかっこいいシェパードになると思っていたら…… 予想を上回るビフォーアフターに大反響!→さらに1年半後の今は? 飼い主に聞いた
  2. 「大物すぎ」「うそだろ」 活動中だった“美少女新人VTuber”の「衝撃的な正体」が判明 「想像の斜め上を行く正体」
  3. 川で拾った普通の石ころ→磨いたら……? まさかの“正体”にびっくり「間違いなく価値がある」「別の惑星を見ているよう」【米】
  4. 「こんなことが出来るのか」ハードオフの中古電子辞書Linux化 → “阿部寛のホームページ”にアクセス その表示速度は……「電子辞書にLinuxはロマンある」
  5. 高校生の時に出会った2人→つらい闘病生活を経て、10年後…… 山あり谷ありを乗り越えた“現在の姿”が話題
  6. ディズニーシーのお菓子が「異様に美味しい」→実は……“驚愕の事実”に9.6万いいね 「納得した」「これはガチ」
  7. プロが教える「PCをオフにする時はシャットダウンとスリープ、どっちがいいの?」 理想の選択肢は意外にも…… 「有益な情報ありがとう」「感動しました
  8. 「防音室を買ったVTuberの末路」 本格的な防音室を導入したら居住空間がとんでもないことになった新人VTuberにその後を聞いた
  9. 「壊れてんじゃね?」 ハードオフで買った110円のジャンク品→家で試したら…… “まさかの結果”に思わず仰天
  10. 「そうはならんやろ!」  おじいちゃん先生が鉛筆1本でトラを描いたら……あまりの急展開が1300万表示「なるほどわからんすごい」