レビュー

【漫画】ポジティブになれる魔法、ほしくない? Netflix「クィア・アイ」のススメ(1/2 ページ)

見ると元気になる。

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 誰だって自分に自信がもてないときってあるよね。会社や学校で怒られたときとか、恋人にふられたときとか、月に一度のあのときとか。そんなときに見てほしいのがNetflix「クィア・アイ」。チョコレートケーキより効果があるから。

5人のフェアリー・ゴッド・ゲイ・マザーがあなたをお助け!

 「クィア・アイ 」をネットで調べると、「5人のゲイがダサ男を大改造!」といったキャッチフレーズや口コミが出てくる。けど……惜しいっ!

 改造のターゲットは「ダサ男」だけじゃない。町のみんなから慕われる忙しいママ、大人の男になりたいトランスジェンダー男性、息子のために変わりたいシングルファーザーなどなど、年齢も性別も生き方もさまざま。“変わりたい”と思う彼らは番組内で、敬意を込めて「ヒーロー」と呼ばれる。

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 ヒーローたちを変身させるのは、“ファブ5”と呼ばれる5人のイケてるゲイたち。彼らはそれぞれ、「料理」「文化」「ファッション」「美容」「インテリア」5つの分野の専門家。それぞれの得意分野を通して、ヒーローたちをキラキラに磨き上げていく。

 本国アメリカでは2018年、3つのエミー賞を受賞したほどの人気を誇っているリアリティーショー! ひとつのエピソードが20分ほどの長さ、かつ1話完結型だから、気軽に見られるのもいい。

“ファブ5”って何者?

 依頼人をステキに変身させるファブ5は、どんな人たちなのか。

 カラモはカルチャー担当で2児のパパ。ターゲットと一緒に、彼らの抱える問題や、これからどんな人間になりたいのかに向き合うカウンセラー役。37歳とは思えないほどの包容力で、ファブ5の中でもリーダー的な存在。さまざまな壁を乗り越えて生きてきた彼の言葉は、心にまっすぐあたたかく響いてくる。


カルチャー担当・カラモ

 「スタイルとはトレンドを追うことじゃなくて、体形や年齢もひっくるめて、自分に自信がもてる服をえらぶことをいうの」……これはグレーヘアとエレガントさが特徴のファッション担当、タンの名言。依頼人の生活スタイルや生き方に寄り添った、選びやすく着まわししやすいリアルクローズをチョイスするのが得意!

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ファッション担当・タン

 八重歯がかわいい笑顔のボビーはインテリア担当。驚くほどのスピードで、ターゲットの思い出の品や場所を軸に、夢のようなインテリアをかなえる。設計からインテリア選びから現場での作業までをこなしているんだから、イチバン仕事量は多いはず……。旦那さんとのラブラブで幸せそうな写真をよくInstagramにポストしているところがかわいい。


インテリア担当・ボビー

 料理担当のアントニは俳優やモデル業もこなすスーパーハンサム。料理を通して、ターゲットが自分のライフスタイルを見直すお手伝いをするのが彼の仕事。ちなみに美容担当のジョナサンとは一緒に手をつないでランチにいくような仲良しで大親友。あまりの仲の良さに、ネット上では「付き合ってる?」と噂されるほど。


料理担当・アントニ

 そしてハッピーオーラ全開のムードメーカー、美容担当のジョナサン!(私の推し推し推しメン!)ファブ5の中でも特に明るくて、「好きになっちゃう!」「あなたってセクシーすぎ」と愛の言葉を連発するのが癖。毎回変身プロフェクト後にファブ5みんなでヒーローたちの様子をモニター越しに見るシーンがあって、そのときのジョナサンのリアクションが、泣いたり笑ったりジタバタしたり感情爆発でもう最高。


美容担当・ジョナサン
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