ドリンクに“直接”ラテアートを印刷できるだと……! バンダイスピリッツのすごい技術「フォーチューンラテ」を体験してみた
ウルトラマンタロウのラテアートを描いてみてもらいました。
バンダイスピリッツが東京おもちゃショー2019に出展している、ラテアートプリント技術を体験してきました。ゼラチンに印刷するのではなく、ドリンクに“直接”印刷できるのがポイント。
6月15日から一般公開がスタートした「東京おもちゃショー2019」。今回ねとらぼ編集部が注目したのはBANDAI SPIRITSが出展していた「フォーチューンラテ」というコーナーです。ここではアイスカフェラテ、オレンジジュース、アイスティー、りんごジュースの中から好きなドリンクを選び、そのドリンクにラテアートをしてもらうという体験が500円でできます。
筆者はアイスカフェラテを選択。すると、注文のタッチパネルに「ラスカル」「たまごっち」「ウルトラヒーローズ」を選択できる画面が出たので、今回は「ウルトラヒーローズ」の「ウルトラマンタロウ」を選びました。
ここからがこのブースの真骨頂。ブースの皆さんと一緒に「レッツ! フォーチュン!」の掛け声をかけて、おみくじボタンを押すと、フードプリンター(ラテ専用可食プリンター)による全自動ラテアートが始まりました。
驚かされるのがその印刷技術で、ゼラチンシートなどに印刷していくのではなく、ドリンクの上部に敷き詰められたクリームに直接印刷していくのです。担当者によると使われているのは4色ベースの食用のインク。発色もよく、ドリンクの上をフードプリンターが左右すると、色とりどりの図柄がプリントが施される様子は、思わず見入ってしまいます。
そこから40秒ほどでラテアートが完成。気になるおみくじの結果は「吉」で、最後はブースのお姉さんがカップの蓋をつけて手渡してくれました。
プリント部分が非常に精巧なため、飲んでしまうのがもったいないような気持でしたが、ドリンクを飲んでみるとそのおいしさにもびっくり。本格的なカフェで飲むようなお味でした。
この技術はすでにCHARABREAD大阪エキスポシティ店(ラスカルシリーズのみ)で先行導入されているそうで、2019年夏以降は本格的に展開していく予定とのこと。担当者は「おもちゃ開発で培った技術を今後はフード業界でも展開していきたい」と笑顔を見せていました。
東京おもちゃショー2019は6月16日まで、東京ビッグサイトで一般公開されています。
(Kikka)
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